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11.狐の婚姻の裏話

 大和は深刻な問題を抱えていると言わんばかりの雰囲気を醸し出しながら告げる。


「こいつが8尾であること以上に厄介な案件だ」

「? 猫族の8尾が柳之宮の支配下に入った事以上に厄介な事などあるわけないでしょう」

「いやある。ただの8尾の男であればこいつも苦労はしないのだろうがな」

「? どういうことです?」


 大和が弥生に視線を向けた。きっとこれは話してもいいかという再確認なのだろう。弥生は拒否権などないのにと思いながらも、小さく頷いた。

 大和は昭人に向かって真剣表情で告げる。


「弥彦は女だ」

「……は?」


 何を言い出すのだと顔をしかめる昭人と視線が合った弥生は、あははと困り顔。改めて弥生の体を確認すると昭人は馬鹿馬鹿しいと言いたげに鼻で笑った。


「どう見ても男でしょう。いくら断崖絶壁だとしても、女性がこれほど角ばった体つきなわけがない」


 たしかにその通り。ここにいるのはどう見ても、弥生の夫だった人間の男の姿だ。細身ではあるけれど、女性のような柔らかさはないし、顔立ちも決して女性的でも、中性的でもない。整った男性の顔で見間違いようなどない。

 たとえそうだったとしても、今の昭人の言葉を黙って流すことはできなかった。


「んー、なんだろう。ひどい言われようだなぁ」

「別に見たままを言っただけだが」

「いやそうなんだけどさ、そうじゃなくて僕は言い方の問題を言ってるんだよ。今君、悪意しかなかったよね? 君が僕の事嫌ってるのはわかってるけど、大和様に仕える仲間になったんだし、もう少しそういうのを隠してくれてもいいんじゃない?」

「……俺はいつも通りだ。お前の気のせいだろう」

「えぇ……」


 直接指摘しても敵意を隠そうとしないこの男に、これ以上何を言っても無駄だろう。困って大和を見るが首を横に振られてしまった。


「弥彦、見せてやれ」

「はいはい」


 全てまでを言われずとも、今の流れで大和の言いたいことを察した弥生は、妖力を解放し本来の姿へと戻った。先ほどまでとは対照的なこの姿に、さすがに信じずにはいられないだろう。

 昭人は目を瞬かせた。


「これで信じてくれるかな?」

「……幻、覚?」

「残念ながら。大和様にも言われたけど、幻覚ではないよ。何なら触ってみるかい?」


 悪戯に笑って襟元を少しだけ引き下げてみせた。男の体格で合わせて締めた前身頃の中で窮屈そうに隠れていた柔らかな膨らみが、チラリと姿を見せる。

 昭人はそんな戯れには動じることはなく、冷静なままだった。


「いや、遠慮する」

「そう? そりゃ残念。断崖絶壁じゃない事を証明してやろうと思ったんだけどな」


 弥生は着物を今の自分の体形に合わせると姿勢を正した。

 誘惑にも一切心を動かさない昭人の思いの強さを知り、撫子に相応しいのは誠実で揺らがない彼のような妖怪なのではないかと思えてきた。自分はどれだけ誠実であろうとしても、己を偽らなければ伴侶として彼女の隣に立ってはいられないのだから。


「それで大和様、撫子様はこの事は?」

「知った上で婚約を望んでいる。弥彦のこの姿は亡くなった伴侶の姿を現身の術で模した姿なのだが、こいつ自身がこのままの姿で暮らす事を望んでいるようなのでな」

「そう、ですか……しかし、この者が正体を隠していたというのは賢明な判断でしたね。8尾の女性、しかもこの容姿である事を知られれば……」

「世が荒れるだろうな」


 弥生が夫の姿でいるのは、夫の気配を感じていたいから。けれど、それ以外の理由もある。弥生も2人と同じことを危惧していた。

 大和と昭人の警戒するような視線が集まり、弥生は困った表情を浮かべる。


「容姿云々は置いておいても、有能な世継ぎが欲しいなら、一番手っ取り早いからね、僕みたいな存在は」


 獣妖怪は、両親それぞれの尾が多いほど優秀な子が生まれやすい。故に家門を構える当主たちは皆尾の多い女性を嫁に迎えようと情報を張り巡らせている。現状で最も多い尾の数の女性は4尾。8尾の女など争いの種にしかならない。

 弥生もこの事は知っている。どこかの嫁の座に落ち着けば優雅な生活が待っているのだろう。だとしても、火種になどなりたくはないし、なにより姿だけになってしまった夫との生活を手放したくはなかった。


「まあ、そういうことだ。撫子が俺のところに嫁ぎたくないというのなら、好いたこいつを引き込んだ上で預けるほかないだろう。身分さえ与えれば、管桜の当主も納得するはずだ」


 大和の仕方なしの決定の言葉に、昭人も納得はしていないようだが頷いた。


「そう、ですね。白紙になったからと言って、ろくでもない鼠に嫁がせるような事になってはなりませんし」

「え? ちょっと待ってよ。なんでそこで鼠が出てくるんだい?」


 話の文脈が理解できずに弥生が首を傾げていると、大和は難しい表情で考え込んだ。疑問の答えを告げるかどうか思案しているのだろう。


「……そうだな。お前も当事者になる。話しておいた方がいいだろう。実は、俺が管桜に婚約話を持ち掛ける前、撫子には鼠のある家門の当主との婚約が進んでいたんだ」

「えっ。大和様は横槍を入れたのかい?」

「そいつがまともな男なら俺も口出しすることはなかった。それに俺も見合いだのなんだのが煩わしくなっていてだな。撫子なら俺の性格を知っているし、兄として慕ってくれてはいても男として好いているわけではない。俺としてもそれは都合が良いので、嫁に貰えないかと管桜の当主に相談しに行ったのだが……」


 大和が言いにくそうに口ごもる。思い返せば撫子は自身が大和の事を恋い慕う相手ではないから選ばれたという事を知っていた。つまりはそういう事だろう。


「で、そこを撫子さんに聞かれてしまったってわけだね」

「ああ、そうだ」

「はぁ……大和様も撫子さんの夢を知っていたんだろう? 恋に夢見る乙女の気持ちを蔑ろにするなんて、ひどい男だよね、君」


 事情有りきなのをわかりながらも呆れたように言うと、大和はなんともばつの悪そうな顔になる。


「だがお前も知っているだろう。鼠の家門はどこも地位・権威に貪欲だ。より妖力を持った跡取りを産ませるため、妖力を持った嫁を集めている。お前が気づいているかはわからないが、撫子は4尾。女の中では、かなり妖力を持っている方だ。あのまま嫁がせていれば、撫子は子を産ませるための道具に成り果てていただろう」

「そんなのが相手なら、ただ断ればいいだけの話だったんじゃないのかな?」

「そうできなかったんだ」

「……何故だい?」

「少し前に管桜が治める町に鬼の野党が入り込んでな。本来なら領内の問題は当主が収めなければならないのだが、丁度その時当主は不在。次期当主である撫子の兄がその任に当たったのだが、力及ばず甚大な被害を出してしまった。死者も多く管桜への信頼は落ち、町を復興させるために莫大な金も必要になった。俺も助けてやりたかったが、種の長という立場上、理由もなく1つの家門に肩入れすることができない。それを嗅ぎつけた鼠が撫子を嫁に差し出せばいくらでも援助してやると持ち出し、金に困っていた当主は町のため泣く泣く差し出す事にしたんだ。それを聞きつけた俺が慌てて横槍を入れる形で娶った、というのがこの婚約のあらましだ」


 撫子の婚約の背景から、思っていた以上の重たい事情が飛び出してきて、弥生もすぐには言葉を返せなかった。

 都合がいいとは言っていたが、大和としても互いに不本意な婚姻など、本当は結びたくはなかっただろう。下手をすれば撫子からの信頼を失っていた可能性だってあり得る。それでも撫子を不幸になるとわかっている未来から救い出したかった。なんとも優しい兄だ。

 そう思うと、少しだけ弥生の表情は柔らかくなる。


「なるほどね、鼠の力を借りるより、同族の長との繋がりを持った方が地位を落とさずに済む。むしろ利点しかない」

「そういうことだ。俺としても今の家門の力関係を上下させたくはなくてな。お前にも後々学ばせることになると思うが、狐の間で少しごたごたが起きているんだ」

「ふーん。そうなんだ」


 立場のある者として、それは仕方のない事なのだろうとは思う。そうは言っても、恋い慕う相手との婚姻を夢見る撫子が置かれていた立場だと思うと心苦しくなる話だ。

 仲の良い兄のような存在の大和からでさえ逃げ出してしまうような子なのだ。愛の欠片を持たない、それどころか女性を跡継ぎを産ませるための道具としか考えていないような鼠の元へと嫁がされていたらと考えると、同じ女としてもぞっとする。


「ところでさっきの鼠族との婚姻が進んでたって話、撫子さんは知っているのかい?」

「いいや。管桜領内の問題で家が金策に困っている事は知っているだろうが、鼠との婚姻話は固まる前に俺が割り込んだから、知らないはずだ」

「なるほど。そっかそっか。なら、余計な話は黙っておいた方が良さそうだね。過ぎた話とはいえ、親に鼠の元へ売られそうになっていた上に、お兄様と婚姻は嫌だと逃げ出したものの、実はその婚姻が自分を守るためにお兄様が奔走してくれた結果だった、なんて知ったらあの子、傷つきそうだし」

「ああ。すまないがそうしてくれ」

「うん」


 弥生は切なげに微笑んだ。

 大和は頭を下げはしなかった。それでも、自分が守る御家のためにならなくとも、撫子の未来のために最善を尽くそうとする姿勢に、弥生は心打たれた。そしてその大和の姿が、弥生には昔の夫の姿と重なり、懐かしく、少し羨ましくも思えた。大和のような甲斐性はなくとも、自分のためだけに一生懸命になってくれるのが嬉しくて、愛おしかった。

 そんな感傷に浸っていると、ふともう1人の撫子思いの妖怪の存在を思い出す。互いに思いあえる夫婦という形を撫子が求めるのなら、大和よりも彼の方が適任だったのではないだろうか。


「あのさ、撫子さんの嫁ぎ先って、大和様じゃなくてもそこの眼鏡が名乗りを上げれば何の問題もなかったんじゃないかな? 彼、金も肩書もあるだろうに」

「誰が眼鏡だ‼ というかなぜ俺が撫子様と結婚するという話になる‼」


 動揺でもしたのか、昭人の今日一番の大声が出た。果たしてどこまでこの声が届いただろう。

 うるさいなと大袈裟に耳に手を当てながら、弥生は昭人に問いかける。


「じゃあ昭人。君は撫子さんの事が好きなんだろう? 根性見せて撫子さんに気持ちを伝えればこんな騒動は起きなかったし、僕が隷属させられることにもならなかった。撫子さんだって、昭人の本気が伝われば、絆されてくれたんじゃない?」

「なっ、でっ出来るわけないだろう、そんな事!」


 昭人は顔を真っ赤にして全力で拒否した。

 好きかという問いに否定していない事からして、撫子に思いを寄せているのは間違いなさそうだ。そうなると昭人の思いに気がついているはずの大和が、何故わざわざ自分で娶ろうとしたのか疑問が浮上してくる。彼の性格ならば昭人に打診しただろう。

 すると大和が蔑むように鼻で笑った。


「無理だ無理。昭人は俺が婚姻を結ぶまで嫁は貰わないと言い張るおくびょ……堅物だからな」

「誰が臆病者です! ただ、側近という立場上、主人より先に所帯を持つなどありえないという話なだけでしょう!」

孝臣(たかおみ)は嫁を貰っただろう」

「あいつは忠義がなさすぎるんです!」


 言いながら、昭人は抗議するように畳に両手を叩きつける。彼にとってその孝臣という妖怪が結婚してしまったのがどうにも納得いかないらしい。

 弥生も、その孝臣という者がどういう立場にいるのかは今の話の流れで理解できた。そうなると孝臣もこの場に呼ばれていてもおかしくはないはずだ。それなのにいないとなると、今度は逆に何故この場にいないのかという疑問が生じてくる。弥生はすかさず尋ねてみる事にした。


「ねえ、孝臣って?」

「俺のもう1人の側近で、武に長けた奴だ。最近嫁が身籠ったのだが、体調を崩してな。心配のし過ぎで気もそぞろになって役に立たないからから、しばらくの暇を出した」

「……もしかして、それも僕を隷属させた理由?」

「ああそうだ」


 弥生はがっくりと項垂れた。隷属の契りの話を持ち出された時は、使い潰される事を覚悟したが、やはりそうではなかったようだ。

 これまでの話を総合して考えると、狐族は何らかの問題を抱えていて、長である大和はそれに対応しないとならないが、有能な手足の一角である孝臣が一時的に抜けることになってしまった。しかし問題の早期解決のため彼の復帰を待つことはできず、その穴埋めが必要。そこに丁度いい妖怪材(じんざい)として弥生が現れたため目を付けた。そして確実に弥生を取り込むため、自身が勝てると確信した上で、弥生に手合わせで自分に勝つことができれば見逃してやると餌をぶら下げ誘惑し、そして敗北時の条件として隷属をねじ込んだ。そんなところだろう。

 そんな事なら、もっと早い段階で明かしてほしかった。


「あのさ、そういう事情があるなら、まずは相談してくれないかな。正直面倒事にはかかわりたくはないけど、やらかした事の償いはするつもりだったし、協力したよ、僕」


 弥生はげんなりしながら告げる。

 大和達には迷惑をかけている身だ。隷属などなくとも、協力が必要だというなら悪事だと判断しない限りは手はかすし、途中で裏切ったりするほど非情でもない。

 そう思っていると大和が何か言いにくそうな顔をし、目を閉じた。


「たしかにお前が有能な妖怪材だと気付いて、取り込みたいと思いはした。が……なにせ会った直後のお前は胡散臭すぎた。信用を置けそうになかった故、裏切れないように隷属してしまおうと思ってな」

「えっ? 胡散臭いって、ひどくない⁉」

「当然だろう。見ず知らずの撫子の事をあれ程気に掛ける素振り。裏のあるやつだと思うに決まっている。実際、何もかもが偽りの姿だったしな」

「偽りって。僕はただ、彼といたかったから……ただ旦那様なら、困った女の子を放ってはおかないと思って……でも、アタシだって……」


 弥生は自身の全てを否定された感覚に、段々と俯いていった。

 たしかに姿どころか、性格までも昔の夫を装ってる。だからといって、何もかもを偽っているわけではない。夫がするだろうと思った事でも自身が嫌だと思った事はしない。したいと思ったからしているのだから。

 俯いた弥生をじっと見ていた大和が口を開く。


「まあだが、今は信用してもいいのではないかと思い始めてはいる。お前自身も性根の曲がった事をするようなやつではないのだろう。契りを使っての無理強いをするつもりはない」


 突然の肯定の言葉に、弥生はぱっと顔を上げる。

 この男の口から出た言葉の中ではずいぶんと好印象を持たれていると思える言葉だ。表情だってどことなく柔らかい。悪意はなかったとはいえ、婚礼の儀をかき乱した相手を前にしているというのに。

 大和がこんな器の大きな男だからこそ、周りは大きな信頼を彼に置いているのだろう。


「あの、それなら隷属の契り解消してくれないかな? 絶対逃げたりしない。約束する」


 弥生は真剣に願い出た。

 彼は狐の長。8尾というだけで地位も名誉も持たない弥生は、自身が対等になれる存在ではない事は百も承知だ。けれど対等にはなれなくとも、こんな術で縛る縛られるような関係ではなく、自分の意志で仕え、彼からの信頼を勝ち取ってみたい。契りで縛られた弥生ですら不思議とそんな気分にさせられていた。きっとそう思わせることが大和という妖怪の性質なのだろう。

 弥生の願いを聞いた大和は目を丸くして驚いていた。そしてしばらく思案した後、答えを告げる。


「……駄目だ」

「なっなんでさ。強制させる事はしないって言うなら、必要ないじゃないか!」

「駄目なものは駄目だ。信用できるかもしれないと思っているだけで、信用したわけではない」

「え、えぇ……そんな」


 弥生は再び項垂れる。

 けれど出会ってまだ2日。まだ信頼を得られる機会はいくらでもあるはずだ。弥生はぐっと手を握りしめた。

 大和が荒々しく立ち上がる。何故か苛立っている様子に、弥生も昭人も驚いた。


「話すべきことは話した。行くぞ、弥彦」

「行くって?」

「管桜の屋敷だ。お前と撫子の婚約の話をつけに行く」

「まさか僕も管桜の当主と会うのかい」

「当然だ。今のお前は金も地位も名誉もない。俺が推すとはいえ、せめてどのような者か見せなければ納得しないだろう。準備出来次第発つ。故にすぐに男に戻れ。それとその恰好で連れて行くわけにはいかないから、お前には俺の着物を貸してやる。すぐに着替えてこい。昭人は早馬を飛ばせ」


 昭人が「はい」と戸惑い気味に返事をすると大和は部屋を出る。そして丁度近くにいたらしい女中を捕まえ、弥生の部屋に着物を持っていくように命じたようだ。


「嘘だろう。何の心の準備もしてないんだけど」

「どちらにせよ撫子様を娶るなら通る道だ。側近になるのならこれくらいの事、すぐに覚悟を決めろ」

「そんなこと言われたって……」


 隣に立つ昭人を見ると先ほどまで向けられていた敵意はなく、悲し気な表情に変わっていた。やはり自分よりこの男と添い遂げた方が撫子も幸せになれるのではと思ってしまう。


「ねえ、昭人」

「なんだ」

「撫子さんとの婚約、代わらない?」

「……寝言は寝て言え」


 手刀で頭の頂を叩かれた。けれど痛くはない。事情を知り、多少なりとも側近仲間として認められたのかもしれない。不本意ながら撫子の婚約者としても。

 昭人もそのまま部屋を出て行った。大和の指示通り、書状を書きに行ったのだろう。弥生を管桜に紹介するための下準備の手紙を。


「候補とはいえ婚約か……やっぱり気が重いなぁ」


 弥生は瞬時に男に戻ると、どうしたものかと後ろ頭を掻きながらとぼとぼと部屋を後にした。

 お読みいただきありがとうございます。

 これで弥生も別種族ながらに柳之宮の一員。弥生自身も大和の事を認めましたが、あくまでも仕える相手としてです。旦那様大好きな子なので、どんなに容姿が良い男が現れてもうっすい関わりじゃ心揺らぎません。

 次話出来上がり次第更新します。

 でわ、また次回!

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