2010.3.30晴れ心模様凪の光景
人の失敗を責めてはいけません。
私はこれをお釈迦様と道元禅師から教わった。
教わらなくてもそんな事は当たり前。
人は完璧じゃないから人なんだもん。
それを半世紀以上生きてもわからないおっさんがいる。
同じく自分の間違いを人になすり付けるおばさんも居る。
今日は私の守りをしてくれる、工場主任がお休み。
工場長にお伺いを立てて定時までの勤務。
私は、自分が面倒臭い事を知ってる。
ちゃんと解ってるよ。
工場長に訊いたら親指を立ててくれた。
オッケーのサイン。
5人と1匹のわんこが食べて行く為の定時までの勤務。
三時休みの後、製品を360袋作る事になった。
袋は調達したけど、数は数えないで出しておいた。
「数は数えてないよ。」と言って、テーブルに出した。
袋と袋に詰める商品の数が合わないらしい。
私は袋を200枚出したつもりだったけど、おばさんは300あったと言う。
そう言われると私の曖昧な脳が悶絶し出す。
取りあえず半端の60の袋を数えて出した。
商品がまだ余る。
やっぱり100枚袋が足りなかった。
それって私だけが悪いの?
おっさんに物凄く責められた。
なんでみんな自分でやろうとしないで待ってるんだろう?
私はせっかちだから、何をする?どうする?と五月蠅く指示を乞う。
おばさん達は座って待ってるだけ。
なんか悲しくなった。
泣きたくなった。
でももう良い。
そう言う人にはなるまいと、頭にインプット出来たから。
それから…
昨日咲子さんがまたやらかした。
社長の息子が甲府方面に行ったとかで、信玄餅を買って来てとのメールを送った。
そうしたら怒りマーク付の返信が来て、運転中の携帯使用で警察に捕まったとの事。
可哀想に…。
あまりにも可哀想。
彼女の執念が、社長の息子の厄になりつつあるのかも知れない。
怖い…。
私は私のままで居よう。
トロくても、記憶が曖昧でも、私はそんな私が好き。
「あなたは主語の位置が違うから、人と話す時は、10秒考えてから話しなさい。」
医者にこう言われた。
10秒も考えてたら、みんな居なくなっちゃうよ!
そう思ったけど言えなかった。
私はせっかちなのに言葉は遅い。
それは言葉の大切さを知ってるから。
考えて考えて言葉を発しても、やっぱり主語が無かったり、お尻に付いていたりする。
工場長は意外とそれを理解してくれるから有難い。
みんなに助けられて生きてる。
勿論同志達にもね。
色々あるけど…
今シアワセかも。