信頼
信頼って、自由なんだって昨日気付いた。
会社の午後の三時休憩の時、工場長とじゃれていたら、アルバイトのおばあちゃんに
「凪さんニコニコして嬉しそう。」
と言われた。
私はまあり笑わない。
パートのおばちゃんやアルバイトおばあちゃん達に、仕事以外で自分から話し掛けるなんて事も滅多にない。
いい歳こいて人見知りの強い可愛げの無いおばちゃんだと自分で思う。
でもね、話し掛けられた時はちゃんと話すよ。
言葉を選びながらね。
頑張って笑いもする。
でも工場長の前では頑張らなくても笑える。
開放感を感じながら、自由で居られる事に気付いた。
工場長は、私が一番最初に病気の事を相談した人。
近い身内に同じ様な病気の人が居たとかで、私の状態を理解してくれた。
まるで海の様な人。浮輪を着けて漂っていれば、何かあった時、必ず助けてくれる。
そんな大きさのある人。大波小波、時には津波も起こすけど、私が溺れる事は無い?筈!
それを改めて自覚してしまった。
信頼出来る人の前では、私も自由を感じる事が出来るんだ…。なんて感心してしまった。
でもこの工場長も彼女のお気に入り。
八つ当たりの対象者。
みんな大変だね。
そんな彼女に、工場長が忠告してたけど、彼女に通じたのかなぁ。
その内容はまた今度ね。