ヴィーナスの涙
世界は回る、時は過ぎていく、運命がある、
そして、、、出会いがある
「ねぇ、貴方は私を救ってくれる?、ねぇ、貴方は私を救ってくれると信じてるよ」
「、、、、夢か、」
いや違うなんだ今のは夢?それにしては何かがおかしい、アイツは誰だったのだろう
あの場所は何なのだろう、あの少女はいったい、、
「お兄ちゃん、ご飯だよ~」
「ああ、今いく」
とりあえず今日から新しい学校か
「いただきま~す、はむっ♪、ん~おいしーい、私は天才!!」
「うん、美味しいよ」
「ありがとうお兄ちゃん♪そう言えば今日から新しい学校でしょ」
「ああ、」
「もういかないと間に合わないんじゃ、」
「なっ、そうか前の学校とは違うもんな、サンキュー、真」
「うん♪」
学校に行く途中急な坂があるらしい、
「ふう、自転車は大変だろうな」
学校が見えてきた、ん?あの一番上にある時計には見覚えがある気がする、
それだけではない、この木もそういえばこの坂も
「まさか、、、、」
何の汗か分からないが汗が浸る、
ここは、見覚えがあるではない、そうここは夢に出てきたあの学校だ
「嘘だろ、、、」
そう、ここは、夢の中で見たままだ、そうこの学校の名前は
「榊原国立高校、、、」