彼女の家と寝るところ
『どうぞ、入って』
僕は、彼女はもちろん女友達もいなかったから女子の部屋は初めてだった。
さすが学級委員長なだけあって由岐の部屋はものすごくきれいだった。
「僕はどこで寝ればいいのかな?」
『決まってるじゃない。和室で三人で一緒に寝るのよ。』
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何を言っているんだろうか。
「な、な、なんだって????」
『だからぁ~、三人で同じふとんでぇ寝るのぉ』
彼女にする、とは言ったが、まだそんな関係まで行っていない。
「お、お、お前達はいいのか?まだそんな関係じゃないだろう?」
『ばかねぇ、麗君。好きな人だからいいに決まってるじゃない。』
やっぱり女の子は分からない。急に泊まると言ったと思えば、今度は三人で寝るなんて…
俺が普通じゃないのか??それとも…
『どうしたのぉ~?なんか変なことあるぅ~?具合でも悪いのぉ~?』
「いやなんでもない。」
それにしてもなぜここまで声が揃うんだ?
「それは双子だからだよぉ。」「だよぉ。」
「なぜ心が読めるんだ!!」
『麗君のことなら何でも分かるよぉ。』
やっぱりこの二人は普通じゃない。こんなことが普通あるものか!!
ありえない。ありえない。ありえない。
『さぁ、寝ようよぉ』
「なぜ一人ぶんの布団しかないんだぁ~」
何とか繋ぎました。
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