↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
つれないね、恋の分からず屋  作者: 伊藤東京
59/103

家庭環境 6

 失礼のないようにしなければと、世話しなかった私の心が急に静寂を取り戻し、結愛と顔を見合わせた。

「きびきびしたお母さんだね」

「燈佳の前だから演じてるだけだよ」

「そうなの?」そう言う以外、何と返せばいいのか分からなかった。

「うん」

 結愛はそう言ったきり意識を課題に集中していた。私も課題に取り組む。

 それっきり私たちは無口でひたすら課題をしていた。

 私が自分の課題を終わらせた頃には三時になっていて、結愛はまだ課題に取り組んでいるようだったので、邪魔をしてはいけないと思い、黙ってソファーに横になった。

 毛布を被って寝ようとしたとき結愛に急に話しかけられた。

「え、寝ちゃうの?」

「うん。もう遅いし。課題終わったから」

「えー、もう徹夜して起きてようよぉ」

 勘弁してほしいと思った反面、こうやって甘えられたのには驚いた。

 眠いとは言ったが、それでも結愛が根気よくお願いをするので、仕方なく寝るのを諦めた。

 結局結愛を背中から抱きかかえるようにして座る。彼女のお腹に手を回してそのまま彼女の背中に寄り掛かった。

 この前結愛が家にやって来た時のことを思い出し、彼女の様子を慎重に伺いながら手を彼女の服と肌着の間に入れてみた。

 結愛は何も言わないで、変わらぬ様子で課題に集中している。

 私はそのまま彼女の小さな胸を揉んでみた。

 結愛は反応しない。

 嫌がる様子が全くないので、私は両目を瞑ってそのまま暫く胸を揉んでいた。

 けれど、やがて眠気に勝てなくなった私は不満を言う結愛に謝りながら毛布を被ってソファーに横になった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。