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自由

作者: 佐々木 龍

葬式で笑ってしまうというあの

蛭子能収(えびすよしかず)さんの事を考えているんだ


ある共同幻想の外側へ

一人の人が出てくるのを見たよ

へんてこな衣装を脱ぎつつ

化粧を落としてる


なぜか笑いが止まらないんだってさ

どうやら何かの発作らしいぜ

たぶん病んでる


天職だと思って

始めたピエロ

みんな俺を見て笑う

その喜ぶ姿が見たくて

一生懸命演じてたら

こうなっちまった


下着姿の男はそう言って

泣き始めた


僕は彼にこう言ったんだ

そう

思ったまま正直にね


他人の欲望の狭間(はざま)

踏みつけにされ自分を無くしたんだよ

拍手に踊らされて自分を

見失っちまったんだよ

笑いなんか

くそくらえだぜ


ようこそ自由な世界へ

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