わたしの心は彼のココロと繋がっている。
わたしの想いは、いつも彼の所にあった。
彼は、今コロナと闘っています。
元々、ヘビースモーカーで1日3箱も煙草を吸う彼。
お酒も大好きで、毎日飲まないと落ち着かないと言っていました。
お酒が切れると? 手の震えが酷くなるらしいのです。
仕事も手に着かづ、強迫観念が出てくるとまで言っていました。
『・・・俺は、このまま生きていていいのか? 死んだらマシに
なるんじゃないのか? 生きる事に何の意味があるのか?』
そんな彼が、コロナ感染しました。
まだ彼は36歳で年齢にするとまだ若い方に入ると思うのですが。
日頃の食生活や限度を越したお酒や煙草で体の中はボロボロだった
のかもしれません。
彼は、重症患者になり今では酸素ボンベ無くしては生きてはいけません。
勿論! 面会などは一切禁止です。
家族も彼と会えないのに、恋人の私が彼と会える訳もなく、、、。
ただひたすら、彼が治る事を祈るばかりです。
それでも毎日のように、わたしは彼の夢を見ます。
彼が病室でコロナと闘っている姿、苦しんでいる姿、叫んでいる姿
わたしの心と彼のココロが繋がっているんだと感じるのです。
彼を通して、彼の痛みや苦しみ辛さがわたしに伝わってきます。
毎日、わたしも夢の中で彼と闘っているのです。
勿論! その事は誰にも話しません。
わたしと彼だけの秘密だから。
いつか? わたしの元に彼が元気な姿で戻って来るのを夢見て。
わたしも彼と力を合わせてコロナに立ち向かいます!
わたしも、彼に生きていて欲しい!
彼が【命を、生きる事を、】どう思っているのかわたしには分かりません。
それでもわたしは、彼に生きていて欲しい!
わたしがそう望んでいるのです。
だから、コロナと闘って! わたしも一緒に闘うから、お願い!
わたしの為に生きて!
・・・何度も何度も、彼のココロにわたしは伝え続けたのです。
夢の中とはいえ、わたしは彼の【生きたい命を】信じています!
いつも、わたしの心は彼のココロと繋がっている。
【だから、死なないで!】
*
ある日、1本の電話がわたしにかかってきました。
彼の症状が良くなってきているといういい知らせでした。
わたしは、嬉しくて電話越しに涙が止まりませんでした。
【山は超えました】という知らせ。
これで、数週間ほど様子を見て安静にしていれば元気に
なりますよとの事でした。
医師も嬉しそうに、わたしに話してくれ励ましてくれました。
彼が良くなったら一番に彼女の携帯番号にかけてほしいと頼んで
くれていたのです。
わたしは、涙が止まりませんでした。
・・・あれから数日後。
彼は元気になり退院する事が出来ました。
そして、わたしは病院の外で彼の帰りを待っていました。
彼と会ってわたしが一番したかったのは彼をおもいきり抱きし
める事でした。
彼もわたしをおもいきり抱きしめてくれました。
わたしは彼に言いました。
『生きて返ってきてくれてありがとう。』
『君のおかげだよ。』
『えぇ!?』
『俺が眠っている間、ずっと君が俺のココロに話しかけてくれて
いたんだ! “絶対に治るから! 一緒に闘おうって”』
『わたしもだよ。』
『やっぱりな! 俺は君なしでは生きていけないんだな~』
『いつだって、わたしが貴方の傍に居るわ。』
『そうだな。』
『もう次、こんな事があったら? わたしの心が壊れそうだよ!』
『分かってる! もうお酒も煙草も君の為にやめるよ』
『うん!』
・・・彼はわたしの所に、元気になって戻ってきました。
でも、そうじゃない人達もいるんです。
皆でコロナをなくしましょう!
コロナに感染してからじゃなくコロナにならない為に皆で協力しませんか?
もう、こんなに悲しい想いをしたくありません。
それは、誰にもさせたくない事でもあります。
皆の心を一つに、命を守る為に。
最後までお読みいただきありがとうございます。




