城内
はいすみません
前回の後書きは完全に深夜テンションです。
皆さんの記憶から消してください……
〜〜〜ノース城のとある一角〜〜〜
「全員集まったな、これから古今東西の会議を始める」
執行部の西道未口が号令を掛けた。
「で、今回はなんのようだい?もうすぐ新入生達の案内が始まる頃合いだけど?」
精神防御担当の五藤圭吾が言った
「………この1週間は一年で一番忙しい無駄な事で我々を集めないで貰いたい」
監視者の御日幻夜が言った
「今日我々を集めたの理由は、かなり重要な事だ。
卯月美咲が残した全研究ノートを発見できる、術が見つかった。
「なに!?」
進路部の東条直己が言った。
「あぁ嘘じゃない、あいつが遺した金庫があるだろ?」
「あぁあるが……」
防衛術の西陣陣城が言いかけた。
「あれは能力者を待ってしても開錠不可能と結論付けたましたわ」
幻影術の蓮也美咲が言った
「ええ昨日まではね、今日、ようやく構造が今日の朝解明したわ」
「それで構造上能力や破壊などをすれば、中に入っている情報は全て灰になる。すまない遅くなった」
ここで、奥から北屋狄斗が歩いてきた。
「お前回復したのか?」
訓練科安藤北信が言った。
「あぁ昨日の夜目覚めた。やっぱりあの人の傷は痛い」
「北条はどうした?」
捜索科佐藤純平が言った
「北条は別任務だまだ国防軍も掌握できたわけじゃないからな、主に愛山派が実権を握っている限り国防軍は掌握出来ない」
「旧友とも再開できたところで話を戻そう。
卯月美咲が遺した、金庫の中には彼女が遺した研究成果、もしくはそれに準ずる、彼女に取って最重要な物がしまわれていると予測出来る」
「………だが肝心の開ける手段がない」
「あぁそうだった、だが構造を解析出来た今鍵穴の場所を発見できたが、また新たな問題だ」
「対能力者防御が施されてるんだろ?」
安藤が言った
「その通りだ、貴重な対能力者鉱石を贅沢に使って作られたあの金庫に能力で解錠は不可能だ」
「金庫を開ける唯一の手段は何かしら?」
蓮也美咲が聞いた。
「鍵を探して、正規の方法で開けると他ない」
「馬鹿を言え、奴の遺品を全て探したが鍵の一つも見つからなかったぞ。愛山凪に、奴の刀と死体を奪われた以外全て我々が回収した!」
「その通りだ。我々は死体と刀以外を調べ上げたが合う鍵は見つからなかった」
狄斗が言った。
「……まさか奴が死ぬ瞬間まで鍵を持っていたと考えているのか?」
幻夜が言った。
「その通りだ幻夜。卯月美咲なら持っていても可笑しくないが、一つ不可解な点がある。この写真を見て欲しい」
立体上に映し出された写真には、敵と斬り合う卯月美咲の姿が合った。
「この写真は……2年前のクーデターを阻止した時か?」
陣城が言った。
「察しがいいな西陣。そうだこの写真はその時の記録だ。卯月美咲をよく見て欲しい、首から何か掛かっているだろう?これが鍵だと睨んでいるが、形状が合わない。この写真を見る限り、組み合わせ式の鍵だと思う」
「組み合わせ式?」
純平が言った。
「あぁ組み合わせ式だ。だが肝心のその鍵を渡す相手が美咲には居ない。愛山凪が卯月美咲の持っていた物を持っていると仮定しても。1人が2つを持つ意味がない」
「……奴と親交があり、秘密と塊である鍵を渡せるような者はそうそう居ない。肉親の1人や2人生きていればそいつに渡しているだろうが、全員死んでいる」
「その通りだ。だがら今回集合を掛けたのだ。
全員に命令する卯月美咲周辺の人間関係を調べ上げろ」
『了解』
〜〜一方その頃ノース城内では〜〜
「よし全員集まったな、初日から死者はナシ」
城門前には、私服で新入生達がそれぞれ集まっていた。
寮からノース城まだは5分も掛からない。ただ谷に掛かっている吊り橋を渡るだけだからだ。
山間部にある城のせいで基本的に寒い。
それでも今日は非常に寒い…雪でも降ってもおかしくなかった
そのせいかコートを着ている生徒が大多数を占めており、中身の服装までは見えなかった
かと言う僕も黒いコートを着ている
そして……城門の方から腰からしたが赤く、上半身は白のコートに身を包んだ二人組が歩いてきた。
「自己紹介をしよう。私は五夜三重」
「俺は南海天谷だ。
今日は列車護衛にも付いた近藤さんが今回もやる予定だったが、外せない予定が入ったらしい。
急遽俺達が臨時で案内をする……生憎もうすぐ雪が降るとか降らないとか…まぁさっさと城内に入るぞ」
「私たちは主に城内構造と地下について、教えるわ」
「言葉で説明されても分からんだろ、百聞は一見にしかずだ行くぞ。あ、殺し合いはするなよ仲裁がめんどくさいからな」
そして新入生と五夜三重と南海天谷はノース城内に入っていた。
予定ではノース城内の予定も書く予定でしたけど……力尽きたので明日の持ち越しです。
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なんでもいいので待ってます!