試験開始
バトルロワイヤル開始ーーーー
〜〜10分後〜〜
「よーし受験生諸君10分が経った。この環境下にも慣れた頃合いだろうそろそろ試験を開始する」
受験生達はコロシアム内には誰かの大規模召喚能力による荒廃した都市が再現されていた。
妙に親密さがある。
そしてここで試験監督の小倉敏から声が響いた。
マイクよりも数倍大きな拡散能力を使いコロシアム中に響いた。
「この都市は数年前に起こった第3次世界大戦の日本の都市だ……焼けこげてるだろ?
皆も中にも記憶がある者がいるかも知れない…まぁ場面説明はどうでもいい。このコロシアム内では俺がルールだ。と言っても何も言うつもりはない。
兄妹で出ている者もいる協力も裏切りも好きにしろだが制限時間60分を過ぎてもなお、合格者人数が多すぎる……つまり、1000人近くいるお前達が600人まで減っていなかった場合観客からヤジが飛んでくるから早く終わらせることをお勧めする。最後の説明も以上だ。
最後に質問はあるか?悔いのないように」
誰も質問はしなかった。
僕たちはとある崩れたビルの一階に陣取っていた。
『個人で行動するよりも集団行動したほうが、勝率は上がる』
そう火龍が言った、誰も異議を唱えなかったのは、狂気染みたこの空気に真正面から勝つのは難しいと誰もが理解したからだろう。
百里姉弟は、息のあった攻守が得意なため攻守班
火龍と畠山は火力があるそのため火力班となった
桃屋と僕は双方能力が正確には判っていないので護衛される班?に火龍に任命された。
そして僕たちは開始の合図を待った。
「それでは観客達一回静粛に……いい子達だ…………それでは第100回ノース能力者高等学校の入学試験を開始する!!!」
コロシアムが割れたかと思うような歓声と爆音が同時に聞こえてきた。
既に戦闘は開始された。
戦場だ殺さなければ生き残れない。
守りたければ殺せ。
目的を達成したければ殺せ。
弱き者を守り強きに挑み殺せ。
それが許されるのは日本で、地球でここだけだろう。
戦闘が開始して20分が経過した、幸運な事に僕たちの周りはあまり戦闘を好む者はいないらしく、暗黙の不可侵が出来ていた。時々発せられる監督官による残り人数だけが僕たちの静粛さを切った。
そして………
「おっと受験生諸君一つ言うのを忘れていた……殺し合いながらでいい耳を貸してくれ。
全員のキル数及び戦闘回数は記録されている1キルあたり10ポイント1戦闘あたり1ポイントが与えられるゼロキルゼロ戦闘者のゼロポイント者や合格者で最も獲得ポイント数が少ない者ははで400人内にいる者は死亡判定を受けた者の中で1番多くのポイントを獲得した者と最終決闘を行ってもらう、死者は最後の復活チャンスだそして合格者よ気を抜いたら殺されるぞ〜〜もし複数名いた場合は死者側はポイントが多い順に決闘する権利を得れる言いたい事はこれだけだ。
皆武運を祈る」
残り800人の時点で言ってくるあたり性格の悪さがわかる、多分200人近い死者は戦闘し死亡したそれだけで戦闘ポイントの1は入るため引き篭ってる僕たちは決闘の対象になる。
「火龍どうするここを出て撃破に向かうしかないと思うが…」
「出るタイミングだよな。今出れば周りいる奴らに滅多刺しだ、多分かなりの数が近くがにいると見て良いだろう多分潜んでいる。ここら辺は戦闘がほぼ起こってないからね。
そして戦闘が長引けば漁夫に利を狙う戦闘狂も駆けつけるだろう」
「そうだね火龍……こっそり出て1グループずつ撃破できれば楽なんだね僕たちの総合戦力的には
かなり高い部類だし負ける事はほぼないと思う」
「宗淵の言うとおりだ。蒼の剣技と畠山の能力で火力は十分。
そこに火龍も付いてきたらここら辺、火の海だぞ、退路は私と宗淵が確保できる、涼は………てかお前そろそろ能力で戦闘してくれもいいんじゃないかな?」
「ん?もうすぐ見せるさ、多分そろそろ痺れを切らしてあっちから人が出てくるから」
戦闘直前で
一回切ります
次回御三家
どうぞご期待下さい
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