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秘剣と10人の能力者  作者: こめたろう
エピローグ〜〜〜入学前の動乱
11/56

銃剣能力者

改造完了

「………本当にこのステータスプレート正規品ですか?」

「…正真正銘協会からパクった物だ。まぁサキが取ってきたんだがな」

涼の手に握られているステータスプレートはおかしな事を表示していたのだ



[ステータスプレート]

能力者 卯月涼

保有能力

【銃撃者】

【偽装者】

()()()()()

【銃撃者】の権能詳細

自身の身体なら何処からでも、『銃』を召喚する事が可能

射撃時に補正が掛かり、射程距離に応じて補正度が変動する。

1m〜49mの場合は、着弾点から半径5cm以内に対象物がある場合命中する

50m〜99mの場合は、着弾点から半径10cm以内に対象物がある場合命中する

100m以上400m以内の場合は射程距離を伸ばし、威力減衰を相殺する。

【偽装者】

 能力者のあらゆる生体情報を偽装する事ができる。また相手や対象物の嘘や欺瞞工作を見破り真実を見る事ができる。

 また能力者が、対象物を設定した場合その対象物に偽装を施す事ができる。

【復讐者】

【(7「7#67#6@】(@!(7「7#67299「9;7@853;85@8#853!^_^8#8;;;9(7「7#67@853;85@8#747#3;;597;97469「7582999(@/@;8「97^_^697#@#3@47^_^8;9(7「7#672953¥@#7「3#8:@#7

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「優さん……この文字化けに前例ってあります?」

「………少なくとも私は聞いたことも無い、教会に勤めてた時は一切聞かないな」

「前職教会職員だったんですか………マッドサイエンティストだと思いました」

「失礼な…(否定できないのが悲しい)」

「話は変わりますけど……【銃撃者】練習できそうな広いスペースとかあったりしますか?」

「大きなスペースか………ならアソコが良いな」

「あそこ?」


そう言って連れてこられたのは、研究室の地下室だった

「ここだよ」

研究室の地下には、切り傷がありながらも広く実技には向いているひらけたスペースがあった

「ここはサキがよく()()を練習する時に使って居たよ」

「秘剣?閃光だと衝撃閃光(インパクトフラッシュ)ですけど……今思えば姉さんの実演は見てないですね」

「確か映像があったはずだ少し待ってろ〜」

数分後

USBを持って優さんが来た。

「コイツだ、ほら見てみろ」

優さんは自身の腕時計のデバイスにUSBを繋ぎ、画像を空中に投影した。

[優〜準備はいいか?]

『あぁサキこっちは準備完了だ〜」

投影された映像からは、姉と優の声が聞こえてくる。

[それじゃ行くぞ〜衝撃閃光]

目に止まらぬ速さで部屋を縦横無尽に移動してそこらじゅうに切り傷が増えてくる。

移動してる姉の体は閃光のように眩しく、直視はできなかった。

「………これが世界最高峰の衝撃閃光………」

「いつ見ても圧巻だなぁ〜さすがサキだな」

僕の衝撃閃光はこれよりは弱く、スピードも目で追えない訳では無い。

そして初速の加速も遅く初動の点でも姉には劣っていた。

「じゃ涼君、君の衝撃閃光も見させてくれ」

「うげ……しょうがないですね」

中央にカカシを置き、準備に入った。

一見すると衝撃閃光は弱点は少ないと思うがかなりある。

初動時に数秒に溜めが必要としそこからも加速しなければ対応されてしまう。

姉の場合は、溜めに約10秒初期加速に5秒という驚異的な速さである。

これは世界最高峰を名乗っても、遜色無い実力であった。

涼の場合は、溜めに8秒初期加速に15秒と姉とは真逆の剣筋であった。

これでも十分すごいのだが、加速時間が掛かりすぎるので対人ではあまり有効性がない。

「それじゃ行きますよ………………衝撃閃光」

          ・

          ・

          ・

「ふーむやっぱり姉弟だな剣の切り方が瓜二つだ」

「ハァハァそうですか?僕は結構違うと思いますけど…」

「少なくともアプローチの仕方はほぼ同じで、1番有効性の高い部分のから打ち込んでいるよ」

「フォフォそうじゃろ?ワシが心血注いで育てた弟子じゃ、1番有効的な場所の見極めぐらい余裕で出来てもらわないと困るのぉ」

「いつの間に!?」

「凪さん……そうやって人を驚かせないで」

「すまないな。で月乃お主は今何をやっておったんじゃ?」

「ん?衝撃閃光を見せてたんだよ」

「そうかじゃついでにワシと立ち会いしないか?新能力を試したじゃろ?」

「それは嬉しいけど……凪さん死んじゃうよ?」

「心配は嬉しいな…これでも元帥じゃ未知の能力ぐらいどうてことない」

「僕は警告したからね?」

「大丈夫じゃ事前に銃に関する情報を頭に入れとる」

「あ、銃の創造まだできない。銃に関する情報が僕まだ知らないから創造できない…実物あったりする?」

「月乃よ……そう言うと思って本部の倉庫にあった銃持って来たぞ

 メーカーは………第一次グロック社じゃな、初期型ではなく改造版の第二グロック銃と、

古い説明書には書いてあったぞ

 グロック17という銃よりも、一回小さくして携帯しやすくしたとかなんとか

コイツが内部構造の設計図じゃ」

涼は凪さんから十数ページになる、グロック17改造銃の設計図を受け取った。

         ・

         ・

         ・

     〜〜〜数時間後〜〜

「で、出来た……出来たーーー!!!!!」

「お、ようやく出来たかー?」

上の階からは優さんの声と凪さんの声が響く

涼の足元には銃になれなかった鉄屑や部品が散乱している。

「どんなもんだ?ちょっと見せてくれ」

優さんが降りてきて言ってきた。

「これです」

僕は優さんにグロック17改造銃、通称グロック19を見せた。

「こんなちっこいので、昔の人類は殺し合いをしてたのか?」

「記録に残ってる文書を見ればそうじゃな、破棄された文書にもっと別なことが書かれてるかもしれんが、たらればを言ってもしょがないのぉ、月乃次作るのは弾丸じゃないのか?」

「あ、弾は気晴らしに作ってみたら出来ちゃった」

「おぉそうか、じゃ試射してみて能力を確かめるんじゃ」

「優さんそろそろ返して頂けないでしょうか……あ、ありがとうございます

それじゃあっちの的に当ててみますね」

的まではせいぜい100mもないだろう。

パンパンパン

カーンカーンカーン

金属製の的に当たる音が響き

カランカランカラララン

実技場に空薬莢の金属音が響く

「「………」」

「当たりましたね」

「これは……昔の人類も侮れないのぉ」

「確かに……これが生身に当たれば相当痛いですね」

「痛いで済めばまだ軽傷じゃろう、多分急所に当たれば即死じゃ」

「今の戦争とは全く違いますね」

「今の戦争は剣士と能力者の量とレベルで全てが決まるからのぉ」

前時代の戦争は……さぞかし酷かったのでしょう元帥」

「民間人も巻き込むじゃろうな………昔の戦争の資料は限りななく少ない理由もわかった気がするのぉ」

「「「………………」」」



銃のモデルはそのままGlock社のGlock19です

あと途中の文字化けは解読しようと思えば、解読する事が可能ですが今後のネタバレになる可能性が高いです。

解読は個人でお任せいたしますがコメント等に書かれた場合は正誤問わずに削除させてもらえます。


誤字脱字報告待ってますー

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