054話 総長、天界ガイア眷属との通信を試みる
<イツキサイド>
情報は大切だ!・・・別天界の情報も欲しい!立花達とのつながりは感じる。力の譲渡も出来た。なら通信も出来るのでは?
と、軽い気持ちで始めたんだけど、これが非常に難しい。つながりと辿っていくも、途中で前後してしまい、最後には繋がりも見失ってしまう。迷路みたいだなこれ?
3日ほど悩んだ結果、そうだ!力の譲渡をすると相手に届くんだから・・・それに通信用の金糸を付属すればいいのでは!?
眷属のつながりは・・・なんか以前より増えたような?まあいいか!立花とのつながりが一番強いので・・・よしよし!早速試してみよう!
<立花サイド>
女子会で、イツキの幼少時の写真をゲットした立花達はご満悦だ。
「クリスティースさんとは、仲良く出来そうですわ」「私も皆さんのようなお仲間が出来て嬉しいわ!」と、翌日のお茶会も大盛りあがりだ。
首脳陣からは「早く話を進めろ!」と騒がしいが、侵攻は半年先。焦る必要はありませんわ。それよりも親睦を深めるのが先ですわ!・・・トメ殿にも、もっと情報を聞かないと〜!
さくら、はるか、ジャンヌも興味津々で話を聞いている。アリスたち神獣組はこの空間を探索中だ。
「トメ殿?イツキの恥ずかしい話などありませんの?」この機会に、あいつの痴話をゲットしたいところだ。みなの食いつきも良い!
「伊月には色々と振り回されてますし・・・ここでびゅわーーーーーーーー!!!!」お尻にまた衝撃が来た!あいつどこかで聞いてるんじゃないでしょうねーーーー!!!?
あれは、以前の力の譲渡ではない、もしかして口封じでは?・・・・状況を察した皆は口をつぐむ。
お尻に手をあてて、ピクピクしていると『お〜い!立花聞こえる〜?』・・・あいつの声が聞こえてきた「伊月!?」
『おっ!?立花の声がするな?どうやら成功したみたい・・・しかし、これは・・・なんとも難しい・・・』
伊月の声が聞こえてきたことを話すと、クリスティースさんが精神の接続をして、スピーカーモードにしてくれた・・・太古の存在なのに、なにげに便利ですね。
『みんなの声も聞こえるな?そっちの状況はどうなのよ?』と聞いてきたので状況を話すが、こちらはまだ2日しか経過していないのだ。
『えっ!?そうなの?こっちは生後4ヶ月だから・・・1年と2ヶ月位経過しているよ』生後4ヶ月!?・・・そうか、転生でしたわね。
早速、力の譲渡の件について、文句を言うと『えっ!?そうなの?』と意図的ではなかったようだが
『良いこと聞いたよ!・・・力有り余ってるし、今後はちょくちょく送るね〜』ニヤニヤした顔が思い浮かぶような声色で言われて、大変後悔した。
クリスティーヌの件を話すと『・・・クリス、ほんとにやるとは』少しからかったら面白いよ、と冗談話をしたそうだ。「く〜り〜す〜!?」あとでお仕置きだ。
『あと、封印している麒麟だけど、立花達より弱々だから、復活させてこき使えばいいよ。潜伏が得意だし偵察要員に最適だよ・・・あと、あいつ女性の尻が大好きだから、気をつけろよ!』
麒麟との戦闘の真相は、京都の修学旅行中に、麒麟が伊月のお尻を触ろうとして、返り討ちにあったらしい。「そんな理由で・・・」クリスティーヌさんが大打撃だ。
そもそも麒麟って、穏やかで優しいって書物で見たけど・・・当てにならないわね。
『よし!神たるイツキ・ユグドラシルが命じる!・・・麒麟!お前の名前は【スケベ・ラガー男爵】!しっかり励めよ!』
「ぎゃーーーー!!!変な名前つけやがって〜!しかもお前の眷属!?せめて毎日尻を触らせろ〜!」何処からか声が聞こえる・・・しかし、スケベ男爵って。
『主殿!?スケベーの助は、私のものですぞ!』十手の助さんが出てきた。何を言ってるのこいつわ。
『あっちはただのエロスケ、お前はドクズのスケだ!』『ひゃ〜!やはり主様のお言葉が最高です!』
『おい、クリス。麒麟の代わりにはるかの十手を封印しておいてな』「了解しました・・・あっ!?逃げた!」ただの名匠の作品だっんだけどな、あの十手。どうしてああなったのか?
『あと、こっちから聞きたいことなんだけど・・・流石にこの体ではそろそろ限界か。クリスに情報送るから調査宜しく』・・・そして通信が切れた。
問題なのは、世界樹と天界の件、マーキュリー様に聞いてみますか・・・眷属増加の件は、隠蔽ですわね。
・・・そして、最大の収穫はこれですね!
「クリスティーヌさん!すぐにプリントアウトして下さい!」
「了解!」
伊月の赤ちゃん画像・・・とってもかわいいですわ〜!なんですの!?このぷにぷにの天使わ〜!
立花の、大事なお宝がまた一つ増えた。
<イツキサイド>
とりあえず、通信は可能だけど・・・流石に疲れたな。
その後、丸一日爆睡して、お母様が大変心配したそうだ。お母様ごめんね〜!




