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【設定グダグダで新規に書き直します】レディース総長の異世界放浪記 気に入らねー奴は、とりあえず〆る  作者: 遊々じーじ
第三章 総長伊月、ユグドラシル領の富国強兵計画【絶対無敵の神撃国家を建国だ!】
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052話 総長、未来の妹達(正確には従妹)の為に国家樹立を決断す!

<セリーナサイド>


イザベルが学院を退学になり、妹達(正確には従妹)が生まれる事が判明した翌日、イツキはずっと考え込んでいる。

「どうきゃんがえてぃえも、たいしゃくがみつかりまてぃん!」と頭を掻き毟っている、珍しいこともあるものだ。

でも、それも愛おしい。それに、こういう時は可愛がっても逃げないので、ある意味チャンスなのだ!そそくさと抱き上げて、イツキを手中に収めてから「どうしたの?」と聞いて見る。


『いやね、妹達が生まれても、いつ天界崩壊するか分からない環境で生活させるのは良くないかなと?』

『生まれる前に天界ガイアに移住してもいいけどさ、みなは領民を置き去りにして、自分たちだけって納得しないでしょ?』

『ならば、天界を維持させる方法は?と考えるんだけど、何も思いつかないんだ。壊すのは簡単なんだけどね〜』・・・さらっと、恐ろしいこと言ってるわ!この娘。

まあ、イツキに考えつかないことを、私が考えつくわけはない。もちろん相方の牙炎がえんが知るはずもないだろう。


「いっそ、新しい天界でも作ったら?」と冗談を言ってみたところ『作れるけどすぐに住めないんだよ』・・・いや、作れるんだ!

イツキは、天界創造ミニチュア版を生成したりして研究済みのようだ・・・いつの間に?


天界を生成する際は、何千年もの時間をかけて、あくまで自然に任せて、その天界に適合した大地や生命体が生成されるのを見守り、時には手を入れるそうだ。

ただ、余計な手を加え過ぎると自然のバランスが崩れて崩壊するらしい。

『そういう意味で言うと、皆を天界ガイアに連れて行って、体調の不安が出るのではないか?という不安もあるんだ。』

確かに!ある程度成長していて、氣力に目覚めた私達なら問題ないのだろうけど、まだ力のない子供達は心配だよね。


「まだ時間もあるし。崩壊の対策が見つかった時のために、まずは天界の意思統一をする事を検討したら?そのほうが動きやすいでしょ?」

いざ、対策を実施しようとしも、敵対勢力から「あれは嘘だ」とか「情報は秘匿」とか邪魔されるのは見に見えているからね。


『う〜ん、確かにね〜』あら!?助言が役に立ったみたいだわ!

その後、ならば!で、こういうのは?ふふふ、面白そうだ!とぶつぶついっていたイツキ。私が可愛がっても全く反応しないので、イザベルと二人で十分イツキ成分の補給をさせて頂きました!


そして夕食時『今日は食後に家族会議をします。あとカレン様も呼んだから・・・それとセバス!』

「はっ!」いつの間にか傍らに控える執事セバス。『大事な話なので、お前も参加だ』「御意」

・・・すでにイツキの配下になっている。


セバスについてだけど、奥さんの侍女頭にアンチエイジングタイプの発氣を受けたところ、神の名付けの恩恵もあって、その後メキメキと才能を伸ばした。今では、執事業の傍らで隠密部隊の御庭番の頭を務めている程の手練だ。

なお、配下はイツキの発光現象後に侵入者してきた者達を捕縛、それをイツキが再教育した。

依頼者から離反させた決め手は『金竜ウェンディが泣いて喜んだ禁忌魔術』だって。お父様は教えて欲しそうだったけど・・・でも、イツキも金竜ウェンディも黙して語らないんだよね。


「イツキちゃん?カレンはいつ呼んだの?」お母様が聞くと「食事前かな?」

いやいやいや!流石に侯爵領からは無理でしょ!と話していると・・・・「ついたわ〜!」とカレン様。

カレン様!?・・・本当に二時間足らずで来たわ!

『だいぶ上達したようだね?』とイツキが聞くと、カレン様はにっこりしていた。


「なに?二人でコソコソと。なにか強化してたの?」とお母様が聞くと「そうよ!あなたに勝利する為にね」と自信たっぷりと答えるカレン様。

『私の想定通りだと、お祖母様はしばらくカレン様に負け続けるよ』の一言で、ピクリ!とお母様の眉がつり上がり、周囲がピリピリした雰囲気に一変したが、侍女、下女を含めてこの程度でビビる存在は男爵家には存在しない。二人は最終的に明日の午後に勝負をすることになった。


イツキに真意をこっそり聞くと『お祖母様は、お母様みたいにすぐに調子に乗るので、たまに悔しい思いをしないと伸びないんだよ』・・・自覚があるので納得してしまった。

相変わらずイツキや金竜ウェンディには惨敗しているが、あまりの力の差に無意識で対戦相手と認識しなくなったそうだ。そうすると家族内では最強になり慢心が・・・という経緯らしい。

お父様にもその旨を相談済みで、負けたあとに、お父様より長くなった鼻を折る指導が入るそうだ。

家族間の亀裂が心配だったが、そもそも戦闘民族のお母様にその懸念は当てはまらないか。強い敵には特に燃えるもんね、お母様。


食事とお茶の時間が終わり、家族会議が始まった。参加者は両親、長兄夫婦、次兄夫婦、私、イツキ、イザベル、ヴィマーナ、カレン様、セバスだ。

『まず、私は天界崩壊の阻止のため、本格的に動くことにしたよ!』

そして、天界ごとに環境が異なるため、別天界に転移しても予想外の病気などの不調が起こる可能性を示唆した。

「確かに、元眷属の私でも天界によって体の不調がありました。それに、現地人との交配で子孫に悪影響が出る可能性も考えられますね」とのヴィマーナの指摘もあった。

『そのため、別天界への転移は最終手段にしようと思ってる』これは全員一致で了解された。


『これはお母様から指摘があったんだけど、対策を探す前に天界の人々の意志の統一をしないと。対策の邪魔をされたくないから・・・正確には、強力したほうが得、って意識に導くんだけどね』

『そのため、男爵領は軍備の強化を進めて、独立して国家となります!』



「「「「「えっ!?ここを国に!?」」」」」そりゃ驚くよね。


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