表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【設定グダグダで新規に書き直します】レディース総長の異世界放浪記 気に入らねー奴は、とりあえず〆る  作者: 遊々じーじ
第二章 総長伊月、念願の異世界転生編【天界再生のススメ】
64/303

050話 総長、イザベル姉様のために奔走する(とっても短い!学園生活)

<イザベルサイド>


入学式も無事?終了して、いよいよ学院生活の開始だ。「じんじゃいかくほする!」とイツキちゃんも一緒だ。左肩には金竜ウェンディも居る。

お姉様とヴィマーナも同行を希望したけど『お母様、ひ弱なヴィマーナを鍛えておいて』と言われたら、ニンマリしていたよお姉様。対してヴィマーナは顔色真っ青だった。

そう、ヴィマーナは神に見放された影響なのか?非常に弱い。それは、お兄様の婚約者の二人にも勝てない程なのだ。実際に手合わせして「そ、そんな!?神の眷属たる私が!?」と、がっかりしていた。

弱りきっていたところに、前より強力な神の眷属になった為、イツキちゃんの力を持て余して、うまく使えないようだ。


「イツキ〜!分かったわ!みっちり鍛え上げるわ〜!」と黒い顔をするお姉様・・・入学式のイツキちゃんに対する態度に絶対怒ってるよね〜


「牙炎!燃やしまくるわよ〜!」ゲートを潜る前にこんな声が聞こえてきた・・・お姉様、お手柔らかに。



イツキちゃんのゲートで王都の学院に行き、竜のアギトから出ると、アマゾネス騎士団(仮)が全員で整列して待機していた。

「「「「「おはようございます!」」」」」


「おはようございます」「おしゅ!」と挨拶を返すと、スピカ様が一人前に出てきて「実は・・・」と現在の学院状況を話し出す。

入学式終了後から「「「「「【殲滅の竜皇女】と一緒に学ぶなど無理だ!やつは退学にしろ!」」」」」と、学院側へ貴族達からの大合唱だったようだ。

私達が自領に引き上げる前に、学院側へ「命の恩人だから失礼のないように対応せよ」という、国王の命令は無かったものになるようだ・・・国王の権力、本当に全くないんだね〜と、逆に感心してしまった。


国内法では「国王の命令は絶対順守する ※ただし不服の場合は宰相に裁可を仰ぎ、王を除く首脳陣で協議・判断する」と、ガッツリと抜け道があるので、最終的には宰相案件にされて命令破棄となるのだろう。ちなみに王国の要職は、すべて元王族の侯爵家の関係者で占められている。


・・・まあ、今までなら国王の権限を無効にしても、まったく問題なかったんだろうけどね。

さて、ヤンマーちゃんから悪事の情報収集と破廉恥行為の出歯亀で、ダブルで情報を握られる首脳陣が、国王に逆らえるのだろうか?暗殺も無理だしね。


『なんだ?この学院で見込みがあるのは、お前ら22名だけか?・・・お前たちはどうする?すぐにうちに来るか?』と、イツキちゃんが聞くと


「「「「「はい!」」」」」と、即決だった・・・まあ、元気で居られるのも今だけ、これから氣の洗礼が待ち構えているので。お兄様の婚約者達も「「あれは・・・地獄」」と言っていたもの。


そんな話をしていると、この学院の院長であるテキスタ・ロイヤール(先代ロイヤール侯爵の12男)と生徒会長のソラン・アレクサンドラ様がやってきた。

「ゴミどもが!早く立ち去れ!」と怒鳴る学院長。ただ「あ?」とイツキちゃんが軽く殺気を飛ばしただけで、ガタガタと震え出した。終いには色々と漏れ出したようで、辺りが大変臭い。

殺気を解くと「ひいっ!」と、すぐに逃げ出したが、道すがら色々なものがこぼれ落ちて、臭さが倍増した。『昨日演説した通り、ここはくせーな!』とイツキちゃんが言うと、みなは大爆笑!


唯一残ったソラン生徒会長が「貴様達が学院に来なければ、私の望む正義の義心に満ちた学院に!素晴らしい生徒で満ち溢れたんだ!」と言って、また皆大爆笑!・・・流石の私でもそんな寝言は受け付けないよ。


「お兄様は、相変わらず脳内お花畑ですね!」と双子の妹のカレン様が心底馬鹿にした顔で発言した。「な、なんだと!」と怒るが勢いがない。

『なあ、カペラ。こいつ、口だけで、勉強も剣の修業も体力作りも、なんにも努力していないだろ?』

「はい、【心の底から誠実に言葉を口にすれば、それに言霊が乗り、すべての人の心に響く】とか?何とか言って、結局何もしていませんでしたね」

『だろうな。こいつの言葉は軽くて耳に入ってこない。生徒会長の職も、唯一立候補したこいつになったんだろ?誰も興味ないから』「そうです」・・・ああ、そういう事か。だから仲間も無く常に一人なんだ。


「ふざけるな!昨日演説すれば、正義の心!義心が!皆の心に届いたんだ!」・・・何こいつ?何もしないで何かを為せると、本気で思っているのだろうか?


『お前に興味はない、妄想乙!』


意味はわからないが、非常に侮辱したような言動に、ソランは「き、貴様!」と剣を抜き襲いかかってきた。それを私は、氣をムチの形状にして剣を弾き、強めの気功砲でこいつを吹き飛ばす。


「イツキちゃんに手を出したあなたを許さない!次に顔を見せたら・・・殺すよ!」殺気を飛ばすと、こいつも色んなものを垂れ流して逃げていった。

「あっ!きれた!」「切れましたね、確かに」私が怒ってキレたことを、イツキちゃんと金竜ウェンディが話している・・・そりゃ家族に襲いかかってきた相手だもん。


「私だって、家族が襲われたらキレるよ!当然だよ!」と二人に言うと

「『そういう意味ではないんだけど』」と否定された。だったら何がキレたの?


『まあ、その辺りは帰って話すよ・・・お祖父様が狂喜して大変だと思うけど』・・・なぜお父様が?

取り敢えず、学院の用事も無くなったので、帰りましょうか。


結局、私の学院生活はドキドキもワクワクもなく、わずか15分程で終わってしまいました。まあ、元々行く気は無かったからいいんだけど・・・さあ!家に戻って修行でもしようかな!




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ