030話 総長、天界ガイアと対立する
水槽立ち上げで忙しくて、しばし放置してました。
ゲートにて、世界樹政府の統治拠点都市「ポホヨラ」に移動する。向かうは各国の要人が待つ議事堂なのだが・・・なんだか暗黒の力が随分濃くなってる。ひと月前に変態を〆に来たときには感じなかった。
神獣3姉妹とこのはは違和感を感じているようだが、他の面々は気付いてない「立花、はるか、さくら・・・暗黒属性が大気に満ちている、向こうで話したとおり何かが起きてそうだ」と注意をうながす。
「それは分かりましたけど・・・何で剛力発動しているの?そのキンキラ鎧で会議に参加するの?そのまま光輝に乗っていくの?」立花さ〜、キンキラは酷いだろう。
「いや、一応神なんだから外見も大事でしょ〜 今日は上から目線で偉そうモードでビシバシ逝くからね!」・・・立花とはるかの顔に『不安』の二文字がくっきり見える。
「ふふふ・・・神の無慈悲をあのバカどもに!骨の髄まで染み込ませるわよ!」
「あんたたちは、『私、神の眷属、すべては神の思し召すままに』と知らん顔してればいいのよ!」
などと、胃痛確定になりそうな事を言うが、中々いいアイディアだ・・・為政者共は面倒だし、今回はその通りにしよう!と皆で誓うチーム月姫の面々だった。
議事堂に入ると、奥のひな壇?に世界各国の要人が並び、その前に粗末な椅子とテーブルが置かれていた。伊月はそれを吹き飛ばし。氣力と超能力で華美で豪華なキンキラの椅子を構築し、着座する。その右側にチーム月姫、右側に神獣達が並ぶ。
「モノドモ!不敬ぞ!・・・頭を垂れろ!」神聖属性増し増し発光で威厳を、あとは超能力で、斎宮と議長の天皇陛下以外の要人すべての頭を押さえつけて机にぶつける。救助に向かおうとしたSPはすべて、捕縛で動けなくした。そして小声で「立花、いい気分だろ?こいつらに散々嫌がらせされてたんだ、たっぷりと返そうや?ほら!楽しいぞ、立花もやってみそ」と言われ、俄然立花もやる気になった!
「まったく・・・我が神、伊月様に対し、全員で土下座で出迎えするのが最低限の礼儀ですのに・・・しょせん成り上がりの有象無象には、神の威光を理解する事が出来ませんのね・・・敬虔な神の使徒であるはずの教会がメシアを殺害する愚か者ですから、ふふふ」・・・立花、相当溜め込んでたんだね?度々やらかして、ごめんよ〜
「世界政府議長、アメリカ、ロシア、イギリス、中国の各代表!それに斎宮以外のものは、即刻立ち去りなさい!」との立花の言葉を受けて、エアハンドで有象無象を追い出した。
「陛下!斎宮!おひさ〜」とご挨拶。「さて、私を呼び出した理由を聞きましょうかね・・・まあ、罠だとは知ってるけどね!」と話すと、議長の陛下と4カ国の代表共は驚きの表情を見せるが、一瞬で取り繕う。
この辺りも、とんでも都市伝説になるのだが、神国でありその神威で被害を最小限に抑えた日本は、タルタリアン戦役後に世界中を駆け回り後始末を行った。今では神国の見る影もないが、その当時の恩恵で第二次世界大戦後も国が消滅すること無く存続している。
現人神たる天皇陛下が、世界のために代々神威を使い続けて摩耗した結果ではあるが、現在の天皇家は超人レベルでの力しか無い。一般人レベルの子孫も多くなり、現在では超人レベルの力を発現したものを選抜して後継者にしている状態だ。その後継者が斎宮となる。
そのような現状なので、神の真意を把握することが出来ずに世界の首脳レベルの小悪党にも振り回されている・・・まあ、今回に限ってはある意味神意ではあるのだが。
「ふふふ、そこまで分かっていますか?流石に自称神と言うだけはありますね・・・しかし!!!今回は我がガイアの神の信託である!」アメリカ大統領のオバム・ディームが吠える。大衆の門前でズラを取ったことを今だに根に持っているwww
「あなたには振り回されていましたが、今回で最後と思うと悲しいですね。」と悲しみもなく話す、イギリス国王のジョルジュ・ラムダッシュ・アーサー・ペンタクル・・・この国でなにかやったっけ?
「・・・・」無言を貫くロシア大統領イワンコ・ビロシェヴィチ。
「ウイグルでは迷惑を被りましたよ、ようやく大中国に仇なすゴミが掃除できます」とほざくのが、大中国皇帝の小熊維尼。修学旅行ではお世話になりましたwww
「・・・今回は神意である、かばいきれん」と苦しげに話すのが、議長でもある日本国恩和天皇陛下だ。
中々に高評価だ!為政者に嫌われる改革者の気分だが「伊月の今までの言動を考えると、当然の結果ですわ」という立花よ!君はどっちの味方なんだよ〜 ちょっとやさぐれそうだが、ここは立花におまかせしよう。
「あなた方の言う事は分かりましたが・・・ガイアの神々は闇の勢力を把握されているのでしょうか?」と立花は話し出す。そして、こちらに来る前に私が受信した未来視を話す。
これは変わりうる未来と話した後に
①伊月が生誕時から周りに嫌悪された理由は、伊月を危険視して監視してた闇の存在がおり、排除を狙い常に瘴気を送り続けた(結果、伊月の氣が発現し、失敗に終わる)
②その闇の存在は伊月の排除のみを狙い計画を遂行している(闇の勢力も未来視を持っていると思われる)
③現在、ガイアの女神は不在。そのスキを狙い、眷属神を思考誘導している(どこぞの首脳達も同様に)
④伊月の排除が完了したら、闇の勢力が本格的に始動する。
唖然とする首脳陣だが、代表して天皇陛下が話し出す「仮に事実だとしても、私達がガイアの神々に逆らうことは出来ない」・・・まあ、そうだろう。
超人レベルまで昇華しながら、それ以上の向上のない、ある意味可哀想な有象無象達に期待などしていない・・・その中に斎宮が居ることだけが残念だけど。
さて、私はこれから神退治かな?「一応、私の弟子たちを事前に配しているけど・・・闇の勢力との戦闘は自分たちで頑張ってね〜」と、有象無象達をエアハンドで放り出す。
あとに残ったのは斎宮ただ一人だ。
「私も伊月の眷属になりたかった・・・けど、私は日の本を守る天皇陛下になる身だ!あくまで女神ガイアの眷属なんだ!」とその苦悩を払い去る。
やっぱりいい娘だよな〜と感心しつつ「あんたの選んだ道だ、日本を守るために闇の勢力との闘争、頑張ってね!・・・あとで、うちの友達のトメさんが挨拶に行くから。戦力になるよ!」と送り出す。
立ち去る前に、女神ガイアの真実(予想)を小声で話すと目を見開いていた。「闘争が終わったら、考えみなよ!」と、今度こそ送り出した。
「みんな!一切の手出し禁止だ!・・・立花、手はず通りに」
さあ!神との戦闘開始だ!




