019話 総長、メンバー全員集合だ!(前編)
「さて、面倒なことになりそうだから、とりあえず四天王も含めて全員集合させるか」と伊月。
たしかにそろそろタツキ・ムースを呼び出さないと、『アリス姉様ばかり母様と一緒に!ずるい!』と嫌われそうだ。
『でもさ、イツキ。どうやって皆んな呼び出すの?』流石に遠距離からの通信方法はない・・・タツキちゃんは今後スマホを使えそうだけど、ここは異世界。スマホなどつかえないよ。
まあ、今回は妹達については私の分身経由で伝言できるけど、その他は?
「うーーん、なんか呼べそうな気がするんだよね?」・・・イツキ〜なにか曖昧な感じだけど?・・・もしや新しいマスタースキルでも取得したのかも!?
『そういえば、イツキはまだ自身のステータス確認してないよね?なにかスキルを得たから、呼べる自信があるんじゃない?』世界樹の麓に出て、早々にこのはを〆ていたから確認はしていないはずだ。
「そういえば、そうだった!」ということで、早速ステータスを確認する。
<ステータス>
名前:山本伊月
年齢:無し
性別:女神
種族:一姫貴王神
存在値:規格外
<マスタースキル>
◎神 力:自力で覚えましょう!(氣力・魔力・剛力・業力・神聖・暗黒・・・)
◎創造力:自力で覚えましょう!(スライム・生殖操作・魔法・氣法・・・)
<称号>
◎氣神:超膨大な「氣力」を所持
◎魔神:超膨大な「魔力」を所持
◎幻神獣の母神:幻獣・神獣の創造
<眷属【人族】>
綾瀬このは・六神立花・近藤はるか・湊さくら
<眷属【神獣】>
アリス・タツキ・ムース・玄武(玄武は幻獣、今後神獣へ昇格予定)
<眷属【その他】>
虎虎・聖剣マキナ・絆・神剣天叢雲剣
「『・・・・・・・・・・・・・・』」
「おい!アリス!!!!なんでマキナが眷属なんだ〜!!!!」
『イツキ〜!!!突っ込むとこ、そこじゃないでしょ!!!もっと!私が神!?とかさ〜、あるでしょ色々と』・・・いやいや、神って思ったほど高位の存在じゃなさそうだし、そもそも繭から出てきてから『あの神の座に居る女神より強くね?』・・・とは思っていたので、今更驚かないよ。
と、話すとため息吐かれた。まあ、なるようにはなるよ!・・・でも、ガチホモの面倒見なきゃいけないのには納得できないよ〜
「そんなに言うなら、私の【右腕】のアリスくん!!!ガチホモの情操教育は任せたよ!【右腕】の君を頼りにしてるよ〜」
ぎゃ〜!アリスに無言で噛まれた〜!!!・・・赤備えの騎士団は出さなくていいから!ブルドックアリの牙は強力なんだからね!冗談だから!・・・まあ、結構賢いマキナは参謀として、アリスの配下にするのは確定だけどね。ガチホモ教は副業OKとして放置一択だ!
ちなみに、種族の【一姫貴王神】って(いっぴきおおかみ)の当て字だろう・・・つまりは野良神ってことなんだろうな〜
あとは、娘達がいつの間にやら神獣にクラスチェンジしている、その中に何故か玄武が居る、四天王が眷属になっている、マキナが眷属になってる、誰これ?・・・神剣天叢雲剣なる者が眷属にいる、ってところか・・・神力欄の業力はようやく形になってきたので、掲載されたか?
「まあさ、もう面倒だから、眷属さん達を呼んでみようか」疲れ切って返事をしないアリスを放置して、眷属を・・・どうやって? ステータスの説明で【自力で覚えましょう!】ってあるけど、自由に発想してってことなのだろう。
・・・さて、実験体は・・・立花だな!・・・立花と私との繋がりをイメージする・・・狐・・・リードwww・・・良し、構築!・・・仮想リードをぐい!っと引っ張ると、空間に穴が開き、六神立花が「きゃーーーー!?何事〜!!!」と飛び出してきた!
「立花、先程ぶり〜」と挨拶する
「げ!?伊月!?・・・もう、粛清は済んだはずですわ!?ようやく元に戻ったのに〜 もう獣化は懲り懲りですわ〜!」・・・すまん、大分堪えたようだね。でも、ケモの耳と尻尾は消せないようだ。ふふふ、六神家伝統のパンツは役にたっているようだね。
「立花!おめでとーーーー!!!晴れて【神】である私の眷属になりましたよ〜パチパチパチパチ〜」・・・自分で言うのはなんか痛いな・・・我は神!・・・プッ!冷静に考えると、自分が神って公言するやつ、ヤバくね?
「伊月!?・・・アリスちゃんが側にいるのに・・・変なきのこでも食べたの!?最新鋭の六神精神病院の特別室を用意するわ!」・・・まあ、そうだよね。私が神とか言っても、氣がふれたとしか思えないよね。
とりあえず、実績と信頼を誇るアリス産業に説明役をパス、立花に内容を説明し、その後ステータスを見せる(眷属には見せることが出来るようだ)事でようやく納得した。
「あんたの眷属ね〜」と愚痴るので「眷属特典で不老が付くみたいだよ、あと排泄なし」というと大変喜ばれた・・・まあ、立花のロリ体型は変わらないけどね〜
その後、はるか(木の根)、このは(毛糸)、さくら(まわし)、の順で呼び出し、立花とアリスのレクチャーを受けて、みな納得したよ。
「眷属【四天王ズ】のみなさん・・・実は一つだけ残念なお知らせがあります」私の発言に「「「「えっ!?【四天王ズ】!?」」」」・・・残念はそっちじゃないです。
「そんな天王洲アイルみたいな名称は嫌ですわ!」と立花を筆頭に大反対!結局、チーム【月姫】となった。眷属だからと私の月の字を取ったそうだ・・・まあ、いいけど。
「・・・では、チーム【月姫】の皆さん!残念なお知らせがあります!」今度こそ真剣に聞くメンバー
「・・・聖剣マキナが眷属に含まれてます」
「「「「・・・・」」」」
「なので、誰かが担」「「「「拒否!」」」・・・だよね〜 よし!ここであれの件を〆ておくか。
「え〜!?立花とはるかは熱心にこのはとさくらにガチホモ教育していたらしいじゃん?そんな大好きなら、立花とはるかに」「「ごめんなさい!つい面白くて!!!」」「「!?」」・・・二人は黒い靄と黒雷で〆られましたとさwww
「では、あいつは仕事時はアリスの配下に、それ以外は副業専念させて放置、ということで」
「「「「パチパチパチパチ」」」」・・・アリスは少し不満そうだが、あの頭の良さは惜しいのだろう、拒否はしなかった。
「それと、懸念事項があります」ガチホモ案件が解決したので、少しリラックスムードのメンバー
「なぜか、玄武が私の神獣扱いになってます」「「!?」」立花とはるかが、目を見開き硬直した!・・・国の礎の幻獣を強奪したことになるので、硬直するのも分かるよね。
「それと、神剣天叢雲剣という剣が眷属になってます。二人は知ってる?」「?」「!?」立花がさらに硬直した!「たしか、門外不出の古文書に・・・後で調べてみますわ」やっぱり貴重な剣なのだろうか?
「え、と?たしか玄武ちゃんと伊月ちゃんは仲良かったって聞いているので・・・なにか問題なの?」・・・このは〜!あんた玄武がどこに居るのか知らんかったの!
「玄武は神武東征で神武天皇に仕えて以降、ずっと天皇家に連綿と受け継がれてきた幻獣なの。いわば日本国の国宝なのよ!先方に強奪された!と思われても無理ないわよ」立花の説明にこのは、さくらは驚いている。
「えっ!?だって伊月ちゃん『ヒキニートの玄武をちょっと小突いてくるわ〜』とか言って、よく遊びにいってたから、てっきりご近所さんなのかと・・・」
「「おまえのせいか!」」と、立花とはるかに頭を叩かれた!・・・我神ぞwww
「こいつの非常識さはいつものことだわ!今現在も非常識な目に絶賛巻き込まれ中だし!!!なんですか!?いきなり眷属って!?」お〜!立花が久しぶりのヒスモードだお〜
「ふふふ、私が解決策を考えてないと思う!?」
「「「「『・・・・・・』」」」」
「ちょっと!なんでみんな無言なの?」なんなんですか、嫌な予感がするって!
「こういうのはね、本人に決めさせればいいのよ!」「「ちょ!?」」と、そのまま金糸を絡めるイメージで、玄武を引き上げた!
「「「「『それは駄目〜』」」」」
『な、なんじゃ!?ここは?一体どこなのだ!?』
「おお〜!玄武が始めから起きてるよ〜貴重だ!」・・・そりゃ、誘拐されたら起きるだろうね。
「・・・山本伊月、自称:神・・・幻獣国宝「玄武」強奪・・・現行犯・・・」
「まずいわよ!?国際指名手配されるわよ!?アメリカが大手を振って逮捕にくるわ!」
「大丈夫、大丈夫!斎宮内親王に話せば、問題ないよ〜」と話すも「んなわけあるか!」」と、立花とはるかに頭を叩かれた!・・・あいつなら「どうぞ〜」とか言うよ。
「じゃあ、ここは神からのありがた〜いお告げを内閣総理大臣に・・・」
「伊月ちゃん、黙って!ハウス!!!」・・・このは迄・・・私の扱いが酷い!神になって扱いが悪くなるって、私だけだよね〜
『だから、ここは?一体どこなんだ〜!?答えろ伊月〜!!!』




