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村長の家探し

村の入り口まで行くと、囲むように建てられている門があった。

そこには、『ようこそ!!アーネスト村へ!』

と、大きく書かれていた。

門をくぐりながら、エイラさんに聞いてみる。


「へーここアーネスト村って言うんですね。意味とかあるんですか?」


「あった気がしますよ。多分、軸って意味だと思います。元々ここら辺は首都だったらしいからその頃の名残りじゃないですか?」


「そうなんですね。見た感じ元首都と見えないくらい田舎ですけどね。」


「まぁ500年以上前の話なので。」


うん?500年以上前の事を知ってるってエイラさん何歳だ?

天使には、寿命とかないと思うし、まさか何回りぐらい離れてるんだろ。

ちょっと聞いてみようかな。


「あの、エイ」


「あれ?あんたらこの辺で見ない顔だね。」


僕が、エイラさんに聞いてみようとした瞬間この村の住民らしい人に割り込まれた。


「私たち、ここに引越したくて来たんですけど、村長と話をしたいんですがどこに行ったら会えますか?」


「村長なら家に居ると思うよ。この先の道まっすぐ行った先の突き当たりのでっかい家に住んでるよ。」


「ありがとうございます!今から行ってきます。」


「行ってらしゃい。ちなみにお二人は愛の逃避行かい?」


ニヤニヤしてる顔で言ってきたので、エイラさんをからかってることは分かったけど、エイラさんはあまりからかわれた経験がないのか、顔真っ赤に染め黙ってします。


「ごめんなさい。お姉さん、彼女そう言うのに慣れてないので。」


「あらそうなの?ならごめんなさいね。」


「こちらもありがとうございます。」


深々とお辞儀をして主婦らしきおばさんと別れる。

エイラさんはまだ顔を真っ赤にしたまま、下を向いてプルプルと震えていた。


「もう大丈夫ですよ。」


「すいません、悠里さん私は一応天使だったんでこんなからかわれた経験がないのですごく動揺してしまいました。」


「そんな姿も可愛かったので僕としては嬉しかったですけどね。」


顔を真っ赤にしてプルプル震えている姿は、小動物見たいで庇護欲が出てしまうぐらいに可愛かったのだ。

そんな姿を見ても、顔に出さない僕も少しは褒めて欲しいぐらいだった。


「悠里さんまでからかって!そんなに私で遊ぶのたのしいですか?」


楽しいかって聞かれたら、もちろん楽しいのだけどこれ以上からかってたら、しばらく話を聞いて貰えそうになかったので、からかうのはこれで終わりにしておく事にした。


「次からかったら許しませんからね。それよりも多分ここですね、村長さんの家は。」


エイラさんをからかってるうちにもう村長さんの家まで来てたみたいだった。

その家は、ほかの家よりは大きいけども飛び抜けて大きいわけではなかった。

けど、家の外観から見える装飾の豪華さから、この家の持ち主が、ほかの住民と違うことが分かった。


「そうでしょうね。なら入ってみますか。」


ドアの前まで行きドアをノックする。一回目では返事は無く二回目も同様、三回目でようやく返事が来た。


「はーい。今、手が空いてないので勝手に入って来てください!」


家の奥の方から、男の声が聞こえてきた。

僕はエイラさんの方を向き


「入っていいそうです。」


「なら入らしてもらいましょう。」


声の雰囲気は、優しそうだったので、気は楽だなと思いながらドアを開け家に入っていく。

出来たら三日後に欠番の英雄書きたい

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