4、称号確認
遅れてすいません。
1度筆が止まると中々進みませんね。
かなり焦りました。
スキルに『異世界言語』を追加しました。
魔法も見たし、スキルも見たから次は称号を確認しよう。
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・称号
『異世界に呼ばれし者』
『先祖帰り』
『混血者(***)』
『**の寵愛』
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最初、見た時も思ったが変な称号が多いな。
この称号もスキル同様にタップしたら、説明が出た。
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『異世界に呼ばれし者』
魂を異世界に呼ばれた者に与えられる。
・ユニークスキル『異世界言語』を習得。
『先祖帰り』
先祖の能力を遺伝した者に与えられる。
・称号『混血者(???)』を習得。
『混血者(???)』
???の先祖帰りに与えられる。
・ユニークスキル『????』を習得。
『??の寵愛』
??の寵愛を授けられた者に与えられる。
・解放されていません。
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・・・やっぱり変なのが多い。
1個目の『異世界に呼ばれし者』とか、呼ばれたのに、森に召喚とか適当過ぎるだろう。
まぁ、称号にも効果があって、スキル『異世界科言語』は称号の『異世界に呼ばれし者』の効果で習得したようだ。
2個目、3個目の『先祖帰り』と『混血者(???)』はセットで、貰えたらしい。
先祖帰りしたから混血者が貰えるって訳だ。
しかし先祖にそんな変わった人が居たなんて聞いた事がない。
『混血者(???)』で取得したスキル『???』も効果が分からないから、これらはスルーでいいな。
4個目の『??の寵愛』だが良く分からない。こう言った小説なら女神とかの加護や寵愛なんだろうけど、名前すら??だから神なのかすら分からない。
・・・これもスルーでいいな。
結局、称号で有用な物は『異世界言語』だけって訳だ。
まぁメニューの確認も終わったしそろそろここから移動しようか。
移動する前にもう一度ここの場所の確認をしよう。
「ここはどこ?」
虚空に話しかける。
ピロンッ
メニューが出てくる。
《ここはワーヒドゥ国の南に位置するワーヒドゥ大密林(別名 迷いの森)です。》
「なぜ、迷いの森と言うんだ?」
ピロンッ
《森に魔力が漂い方向感覚を徐々に狂わせて、森の奥深くのダンジョンに引き寄せるためです。》
ん?
「ダンジョンとは?」
《ダンジョンとは、様々な形で階層を作り、宝箱や魔物から取れる魔石を餌に人を寄せ、人が使う魔法や魔物に負けた人の死体から魔力の残滓を吸収して成長する魔物の1種です。
ダンジョンの中にはダンジョンマスターを持つ活ダンジョンとダンジョンマスターを持たない静ダンジョン、ダンジョンの魔石のダンジョンコアを破壊された死ダンジョンがあります。》
「色々細かく出てきたな。
まず、ダンジョンマスターとは何だ?」
ピロンッ
《ダンジョンマスターとは、ダンジョンコアが認めた魔物、魔族に力を与え、代わりにダンジョンコアを様々な形で守って貰う存在です。
なので活ダンジョンは、ダンジョンコアの守りが強く、成長も静ダンジョンに比べ早いので、脅威になりやすいです。》
「魔物、魔族がダンジョンマスターになるのか。魔物の定義は?」
《魔物は、動物が大量の魔素を吸収して出来る場合と、密度の濃い魔素が漂う魔素溜まりから生まれる場合、繁殖により生まれる場合があります。
魔物は基本的に知能が低いですが、上位種や突然変異種が高い知能を携える場合があります。
一方、知能があり、祖から魔素を遺伝した者を魔族と言います。
魔族には、悪魔、龍、ダークエルフ、吸血鬼などがいます。》
「魔物、魔族、人間族の関係性は?」
《魔物は基本的に魔族、人間問わず襲います。例外で知能があったり、種族的に害のない魔物が少数います。
魔族では、大半が攻撃性が高い魔物寄りの魔族が人間族を襲いますが、少数の攻撃性の低い人間族寄りの魔族は、人間族と対話をして、中立を保っています。
人間族は基本、襲ってくる魔物、魔族を迎撃します。逆に基本的に襲わない魔物、魔族と共存しております。》
つまり、人間の俺は襲ってくる魔物、魔族が敵って事か、簡単だな。
「この森の出口はどこか分かるか?」
・・・これは、メニューで答えてくれないのか。
だから、俺は木の棒が倒れた方に行く事にした。
本当に無理矢理な感じになってしまいました。
投稿は1週間に3回に落とします。すいません。
次の投稿は、7月1日までに2回しようと思います。