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I Love NEET.  作者: ぺいふ
2/2

彼女

同じ町でずーっと過ごしている人なら僕以外にもいると思うんだけど、僕には幼馴染がいる。

僕の家のお向かいさんで、親同士も、特に母親どうしが仲がいい。

僕等二人の誕生日には、お互いの家族があつまってお祝いしたりした時期もあった。


小学校、中学校と一緒に同じ環境で育って、高校になってお互い違う学校に進んだ。

僕の知ってる中学時代までの彼女は、小柄だったけど、僕よりも勉強ができて、元気で明るい子供だった。


「勉強教えてー!」なんて向かいの彼女の家に行くと、いつもおばさんが迎えてくれて、いらっしゃいなんて言ってくれる。

ほとんど勉強会って言い訳で遊んでたんだけどね。


そんな彼女とは高校に行ってからはあんまり会うことも無くなってしまった。

お向かいさんって事もあってたまに高校に出発するときに偶然出会って「おはよう。」なんて挨拶をしあうことがあっても、一年、二年と時が経つにつれお互いの存在は昔よりももっと薄い関係になっていった。


人生でもっとも青春するところは?なんて質問があったら、僕でも僕じゃなくても多くの人がそうであるように答えは「高校」って言う人が多いんじゃないかな。毎日が楽しかった。友達と学校に遅くまで残って、帰り道に商店街で売ってるコロッケを食べて、毎日が充実してた。

そんな日々の中で彼女を町で見かけることはあっても「あ」って思うことはあっても、もう話すことは無かった。


そんなこんなでいつの間にか疎遠になってしまった僕等だけど、昔みたいにまた話せるようになったらいいな...なんて朝、登校するときに目の前の家を見ながら思ったりもしてた。


話す機会さえ、会う機会さえあれば...そう思ってはいたけど、なかなか行動できなくて、結局大学まで何も改善は無く来てしまった。



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