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初めての狩りと水竜

カナデ4才の頃のお話になります。





 空の国には、死の森と呼ばれていた凶暴な魔物ばかりが住む場所がある。


 その森では、毎年、騎士団を派遣して、多くの犠牲を払いながら魔物狩りを行っていた。時にはベテランの騎士でも簡単に死ぬ、まさに死の森の名に相応しい場所だった。


 しかしそれも、伝説の魔法使いポルネリウスが隠居する際、当時の国王から『定期的に魔物を討伐する事』を条件に、この森を与えられた事で状況は一変する。

 周辺の村の魔物被害は無くなり、当然、死の森での騎士団の魔物討伐も行われなくなる。そして魔物狩りによる殉職者も大幅に減ったのだ。


 これにより騎士が、親が子どもに就かせたくない職業ベスト3入りから、一気に親が子供就かせたい職業ナンバーワンに躍り出た。

 まあ、危険な職業だったため、美味しい特典がたくさんあった。だから、危険が減れば騎士が人気職になるのは必然だったのだ。



 それから特典に目のくらんだ貴族達が、こぞって自分の家の跡取り以外の息子を騎士団に入れようとした。現金なものである。

 貴族のお坊ちゃんがたくさん入ったため、騎士団の質は当然下がり、それを危険視した文官たちにより、王の門とで騎士団の特典について審議された。もちろん、騎士団の特典は減らされる事になった。当然の事である。

 しかし、現職騎士たちがその審議結果に納得出来ないのも、また当然であり、大ブーイングが起こった。


 その影響で、文官と騎士で長年冷戦状態が続いたりしたが、それも100年経てば、『昔の騎士団はこんなうま過ぎる特典があったらしいぜ』『うっわ、今の時勢じゃありえねーな。うらましー』ぐらいの昔あった笑い話程度になった。



 そして変わったのは、死の森もだった。

 今では死の森は、魔法使いの森と呼ばれている。 


 100年経った今も、この森には伝説の魔法使いポルネリウスが住んでいる。

 そしてもう一人。

 御年4才になる、黒髪黒目の少女も魔の森に住んでいた。














 日本に住む普通の女子校生『相原奏』から『カナデ』に異世界転生して早4年。まだ文化の違いに戸惑うことがあるけれど、大分この世界に順応してきました。


 転生と言っても、顔立ちは前世の平凡顔とそっくりという不思議な現象が起きている。だけど肌の色は前より白いし、前世の頃にあった黒子がなかったりと、よく分からないことになっている。


 魂の影響とか……?

 なんか中二病みたいで痛いな。偶然ってことにしておこう。

 

 転生したら美少女だった、なんて特典は都合よくつかないのである。

 世知辛いぜ。



 

 前世と今世の違いと言えば、何と言っても『魔法』の存在だろう。

 

 私を拾ってくれた御爺ちゃんは、伝説の魔法使いと呼ばれるチートで天才な存在だったため、私も魔法を学ぶ機会に恵まれた。……存命しているのに伝説ってどういう事?とかツッコんではいけない。本人も気にしているのだ。老人はガラスのハートを持った繊細な存在なのである。労わろう。


 ちなみに私は、2歳から訓練を始めた。さすがに早すぎだろと私も思ったが、いかんせん御爺ちゃんはチートで天才である。常識は通用しなかった。

 私が真っ先に覚えた魔法が、治癒魔法だったことから色々察して欲しい。


 天才と凡人は違うんだよぉぉおおおお。



 そんなこんなで鬼のようなシゴキに耐え、今日という魔法使いの端くれとして重要な日を迎えた。



 

 「カナデよ。今日でお前が、魔法修行を始めて2年になる。いよいよ実戦に入る時が来たのじゃ」


 

 仰々しい杖を持ちながら私の前に立つ御爺ちゃん。

 今日もドヤ顔が眩しい。



 「はい! 御爺ちゃん」


 

 ちなみに現在、朝の5時である。老人の朝は早い。

 正直言って、眠い。だけど顔には出さない。私は御爺ちゃん思いの孫なのである。



 

 「修行の時は師匠と呼ぶのじゃぁぁああああ」


 「ごめんなさい、師匠!!」



 よく分からないこだわりにも付き合ってあげる私は、出来た孫だと思う。



 「よろしい。今までは、じぃじと一緒の時以外は、家の敷地から出てはいけなかったが、今日からは違う。カナデ、お前はもう4才じゃ。自分の食い扶持は、自力で確保出来るようにならねばならん。ワシも長くないからのう」


 「はい……」


 「そう落ち込むな。じぃじは、後2年は生きられる。ワシが死ぬまでに、カナデは一人前に育て上げるから安心しなさい」



 御爺ちゃんが長くないと知ったのは2才の時だった。2才児にそんなこと言っても理解できないだろうと普通なら思うだろうが、私は転生者。精神年齢は高いので理解出来てしまった。


 

 「頑張る……」


 「よし。では、今日は一人で狩りに行ってもらうぞ。ちゃんと出来たら、カナデも一人前の魔法使いじゃ!!」


 「大物狩ってくるよ!!」


 「あまり無理をするでないぞ。その辺にいるメルヘンな魔物にしておくんじゃ。怪我だけはせぬようにするんじゃ」


 「はーい」


 

 私は初めて家の敷地から出て、森の中に入る。


 

 「危なくなったら、直ぐに転移魔法使うんじゃ!!じぃじとの約束じゃぞぉぉおおおお」



 御爺ちゃんが遠くから叫んでいる。

 心配性だなぁ。








 森の中に入るが、獲物の姿は見えない。


 

 「御爺ちゃんと狩りに来た時には、直ぐに魔物とエンカウントしたんだけどな……」 



 どうしてだろう? うーん。




 「そうか! 森と一体化するんだ」



 狩りと言えば、息をひそめて獲物に近づき遠距離からズバンッとするのが常套手段である。



 魔力を操り、気配を断つ魔法を創りだす。


 ……うまく出来た!


 御爺ちゃんは狩りの時、自分自身と私に色々と魔法をかけていたに違いない。私と同じ魔法とは限らないけどね。



 「後は……魔物を見つけないと。遠くのものが見えるようになれば楽かな?」



 気配遮断の魔法と同時に透視魔法を展開する。



 すると、50メートルほど先にグルーミーラビットを見つけた。

 弱く倒しやすく、しかもお肉が美味しいと広く知られた魔物である。

 あれなら一人でも簡単に狩れるだろう。


 

 「メルヘン~♪ メルヘン~♪」


 

 鼻歌を歌いつつ、グルーミーラビットに近づく。

 草むらに隠れ様子を窺うが、グルーミーラビットは私に気づいていない。


 

 ゲヘヘ、世の中は弱肉強食なんだぜ。



 攻撃魔法を放つ準備をしていると、突然影が差した。

 雨雲かなと上を向くと、そこには……黄色い熊がいた。

 蜂蜜大好きなアイツではない。上級魔物、キンバリーベアである。



 「ガルゥゥウウウ」



 驚く私に、キンバリーベアは容赦なく鋭利な爪を振り下ろした。



 「めるへぇぇぇえええええええええええんんん」



 奇声を上げながら、私は咄嗟に横に飛び退いた。



 キンバリーベアの爪は、地面を大きく抉っていた。

 あと一歩遅ければ、私の方が抉られていたよ!



 ちらりとグルーミーラビットのいた方向を見ると、すでにヤツはいなかった。

 くそっ、私の為に犠牲になってね作戦が出来ないじゃないか!!


 おそらくキンバリーベアは、私を獲物としてずっと狙っていた。

 つまり、グルーミーラビットを狩ろうとしていた私を狩ろうとしていたのである。ややこしいな!



 「グルグガァァ」



 再度、私に向かって攻撃をしかけるキンバリーベア。


 

 ……取りあえず、距離を稼がなきゃ。



 浮遊魔法を展開し、上空に逃げる。


 すると、キンバリーベアを中心に風の刃が舞う。

 その風は辺りに生える草木を切断しながら規模を拡大していく。

 通販番組の電話帳を簡単に切断する包丁かよ!



 嫌な予感がするんですけどぉぉおおおおお。



 キンバリーベアは、風の刃の塊を、私にぶん投げてきた。



 「ちょぉぉおおおおお、熊なのに魔法使うとか反則だからぁぁああああ」



 御爺ちゃんと一緒に狩りをした時、キンバリーベアは魔法なんて使わなかった。

 ……違う。魔法を使う前に御爺ちゃんが倒したんだ。これだからチートは……って考え事している場合じゃない!



 魔力障壁を展開し、キンバリーベアの風魔法を受け止める。

 

 周囲に轟音が鳴り響くが、私は無事だった。



 「ああ、ビックリした……」



 キンバリーベアは既に次の魔法を放つモーションに入っている。



 「狩るのは私だよ!!」



 転移魔法を展開し、私はキンバリーベアの背後に回る。

 

 短距離転移なら、1秒以内に展開できるんだから!

 まあ、御爺ちゃんなら長距離転移も一秒以内で出来るんだけどね。



 「グルゥ?」



 突然消えた私に驚くキンバリーベアに、風魔法の刃をぶつける。

 頭と四肢が切断され、悲鳴を上げる事なくキンバリーベアは死んだ。

 だけど――



 「な、なんじゃこりゃぁぁああああああ」



 私は思いっきりキンバリーベアの血を浴びた。

 返り血ブッシャーーーである。



 こうして、無事?に私のはじめての狩りは終わった。














 

 「酷い目にあった……」



 私は森の中にある泉で、返り血を落としていた。

 まだ熊臭い気がするよ……。



 「何にしても、狩りは成功だね」



 残りは家に帰ってお風呂で落とそう。


 

 帰ろうと立ち上がると、突然、泉が大きく波打ち、渦を巻く。


 何か巨大な生物が泉の中から這い上がってくるようだった。



 「もしかして、ネッシー!?」



 泉の巨大生物と言えば、ネッシーである。この世界にいるか知らないけど……そもそも前世でも架空の存在だったけ。



 徐々に水面に近づく巨大生物。

 私は緊張から、ゴクリと息を呑む。



 「ガァァアアアアアアアアアア」



 森中に巨大生物の咆哮が響き、空気を震わせた。



 長い首にどっしりとした手足、そして長い尾。全身は青い鱗に覆われ、目はギョロリと蠢き鋭い。

 間違いない、これは―――



 「きょ、巨大なトカゲだぁぁあああああああ」


 「俺は竜だゴラァァアアアアア」



 トカゲ――もとい、自称竜は、口から氷のブレスを吐いた。



 「うっぎゃぁぁあああああ」



 魔力障壁を展開していて事なきを得たが、辺りは一面、氷の世界となった。


 ……マジで危なかったよ。



 「おい、自称竜!! 危ないでしょ。しかも森を凍らせてどういうつもり? 生態系が変わったら大変でしょ。竜だって言うならそういう事も気にしなよ! て言うか、ブレス攻撃って口から出しているし、ゲロみたいなもんだよね……」


 「伝統的な竜の攻撃をゲロ扱いするんじゃねぇ!! それと俺は正真正銘の竜だ。しかも竜の中でも6体しかいない魔素りゅ――」


 「あーはいはい。御託はいいから、ゲロ掃除してよね」


 「失礼すぎる奴だな――ってお前、俺の言葉が分かるのか?」



 そう言って、不思議そうに私に顔を近づける竜。



 「鼻息が冷風で寒いんだけど……」


 「見た目は人族の子どもだな。だが、やけに獣臭いな……」



 竜の顔が離れたと安堵した瞬間、私は溺れた。



 「ぐぶぶぶぅぅうう」



 竜の作りだした水球に閉じ込められ、洗濯機で洗うように私自身が洗われているのに気付くのに数秒かかった。

 もっとやり方があるよね!?



 かれこれ20秒ほど洗われて、漸く私は解放された。



 「かはっ、ごのぐぞどがげぇぇえええ」


 

 風の刃を幾つも作りだし、竜にぶつけた。

 



 「うわぁっ、あっぶねぇぇえええ」



 風の刃は竜に直撃したが、傷つける事は出来なかった。



 「ちっ、もっと強力な魔法にするべきだったか……」


 「物騒過ぎるガキだな!!」


 「幼女は丁重に扱うのが、世界の常識だろうが!!」


 「幼女だ? それにしては……何か変じゃね?」


 「知らんわ!!」



 私は竜を睨みつける。

 


 「洗ってやったんだから、感謝しろよ?」



 自分の姿を確認すると、返り血はすっかり消えて、熊臭くない。

 でも、水に濡れてビショビショだ。


 ……水魔法で洗浄できるのなら、乾燥も魔法で出来るかな?


 試しに水を蒸発させるイメージを思い浮かべながら魔力を操ると、服や髪が乾いた。

 私が思っているよりも、魔法って自由度が高いんだね。

 これなら、日常生活をより豊かにできるかもしれない。



 「洗うなら、乾燥もセットにしてよ。中途半端だな」


 「俺は水竜だから、水系の魔法しか使えねーんだ。しょうがねーだろ」


 「と言う事は、ゲロ掃除も出来ないのか……ポンコツ駄竜」


 「このクソガキ!!」



 私は呆れつつ、森を燃やさないように注意しながら火魔法を展開し、気温を上げて氷を溶かす。

 これで、とりあえず大丈夫かな。



 「お前、本当に人族か? ポルネリウスみたいだな」


 「御爺ちゃんを知っているの?」


 「おじいちゃん!? お前、ポルネリウスの孫なのか!? いつの間に孫が……そもそも、子供が生まれていたのも知らねーぞ。気づかない内に50年ぐらい経っていたのか? てか、嫁は誰だ。まさか……ババアか?」


 「期待に応えられなくて悪いけど、私と御爺ちゃんは血が繋がっていないよ」


 「な、なんだ。そうか……焦ったぜ。つーか、ポルネリウスの孫なら、お前は俺の舎弟だな」


 「はっ、それはないわ」


 「このガキ……」



 口から白い冷気が出始めて、またゲロリそうな竜に呆れつつ、私は名乗る。



 「私の名前は、カナデ」



 御爺ちゃんの知り合いなら、駄竜でも最低限の自己紹介をしなきゃね。



 「俺はアイルだ。そう言えば、カナデはどうして一人でこんな所にいるんだ?」


 「一人で狩りをしていたの。そしたら盛大に返り血浴びてね。泉で返り血落としていたんだよ」


 「そんじゃ、今から家に帰るところか。それなら、乗せて行ってやるよ」


 「……別にいいよ」



 なんか、アイルは荒い飛行しそうだし。



 「遠慮すんな! 竜の背に乗れるんだぜ? 人族なら一生自慢できるぜ」


 「……分かったよ」



 渋々、アイルの背に乗る。



 「行くぜ!」


 「うわぁぁあああああ」


 

 砂埃を舞い上げながらアイルは飛び立つ。

 激しい揺れが起り、私は咄嗟にアイルの(たてがみ)を掴んだ。

 禿げろと思いながら強く引っ張るが、鬣は抜けない。竜の毛根は強かった。



 上空から見下ろす景色は綺麗だった。

 広大な森の先には小さな町がぽつぽつとあり、ずっと先には城が見える。

 ヨーロッパみたいだなあ。

 こんなふうに落ち着いて空を飛ぶことなんて無かったな。


 

 「降りるぞー」


 「ちょっ、景色ぐらい楽しませろやぁぁああああ」



 駄竜は気遣いが出来なかった。

 絶対にコイツはモテない。断言できる。


 

 鱗は冷たくて、身体は固い。しかも、ジェットコースターのような浮遊感に何度も襲われる。竜の乗り心地は最悪だ。もう絶対に乗らない。私は心に誓った。



 

 「カナデ、心配したぞぉぉおおおおお」



 アイルが我が家の庭に下り立つと、御爺ちゃんが駆け寄って来た。



 「ただいま、御爺ちゃん」


 「怪我はないか? 森から轟音やら咆哮やらが聞こえて心配だったのじゃ」


 「大丈夫、無事。出会いがしらアイルに氷のブレス吹きかけられたけど……」


 「ほう……。久しぶりに来たかと思えば、ワシの孫にお前の汚らしいブレスを吹きかけたのか、アイル」


 

 御爺ちゃんが怒っている。怖いね。

 だけど、アイルの自業自得さ。けけっ。



 「カナデを危ない目に遭わせたのですか……万死に値しますね」


 「許せないわ、アイルのくせに」


 

 ユニコーン姿のタナカさんと、人化したティッタお姉ちゃんがいた。


 私は、タナカさんとティッタお姉ちゃんに駆け寄る。



 「タナカさん、ティッタお姉ちゃん来てたの?」


 「ええ。カナデが初めて狩りをするというのは、ポルネリウスに聞いてましたから」


 「でも、こんなに早く狩りに出かけるなんて思いもしなかったわ。おかげでカナデちゃんの勇姿を見れなかったのよ。ポルネリウスったら、酷いわよ」


 「すまんな、ティッタ。まあ、それは置いといて、この馬鹿竜をどうするかじゃが……」


 「おいおい。目がやばいぜ……」



 絶対零度の視線で見つめる3人に、アイルはタジタジだ。

 私は何も知りませーん。


 取りあえず、タナカさんの後に隠れる。

 タナカさんの艶やかでさわり心地のいい毛並みを堪能するのだ!

 高級感あふれる手触りや~。

 

 

 「わたくしの妹を危険な目に遭わせた罪を贖ってもらうわよ!」


 「いや……妹って、カナデと何千歳が離れてると思ってんだよ。ババアのくせに――」


 「死にたいようね、アイル?」


 「うわ、ぎゃぁぁああああああ」



 アイルは爆発した。


 ……もちろん、そのままの意味で。




 「カナデ、どの魔物を狩ったんじゃ?」


 「キンバリーベアだよ!」


 「さすが、ワシの孫じゃ! 最初の狩りで上級魔物を狩ってくるとは……ワシも鼻が高いぞ」


 「頑張ったカナデには、ご褒美をあげなくてはいけませんね。王都でケーキを買ってきたので一緒に食べましょう」


 「タナカさん、ありがとー!!」



 さすがタナカさん、紳士! イケユニコーン!!



 「この間、教え子に貰った王室御用達の茶葉がまだあったはずじゃ」


 「まあ、楽しみね!」



 私は庭に転がる、黒い塊(竜)を見ないようにしつつ、御爺ちゃんたちと家に戻った。



 ――ティッタお姉ちゃんに年齢ネタは振らないように注意しよう。










魔法使いの孫編始まりです。

御爺ちゃんが亡くなる前後の話を投稿する予定。


チート魔法使い・神獣の長・妖精女王・魔素竜と常識人が皆無なので、カナデの4才にしてはぶっ飛んでる能力をツッコむ人はいませんww

そして、この世界でトップレベルにヤバイ人たちの英才教育を受けています、恐ろしい。


さて、次回は少しシリアスな展開になると思います。

御爺ちゃんの死んだ理由とか、そういう感じです。


では、次回を気長にお待ちくださいませ。

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