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女魔法使いは魔族領へ旅行に行きました 3

 「全員集合!!」



 私の呼びかけに応じ、綺麗に整列する1メートル程のクリスタルの塊たち。大体50体ぐらいいる。この子たちは、ミニクリスタルガ○ダム。戦闘用ではなく、城建築要員にさっき試しに作ってみた。意外とできるもんだね。



 「おおっ、すげぇな。こんな魔法見た事ねーぞ」


 「ふっ、当たり前です。私の情熱から生まれた魔法ですからね」



 ルルパパに胸を逸らしながら自慢げに私は言う。


 

 「それ、城の設計図か? 縦長で下は石造りか?」


 「はい、そうです。普通の城を造っても、面白みに欠けますし」



 私が手にした設計図には日本の城が描かれている。前世の校外学習で訪れた城を参考にしている。勿論、屋根の上には金ぴかの(しゃちほこ)が書かれている。ここは外せないよね!


 

 「よーし、やりますか」



 私は土魔法を使い、城の土台を作り上げていく。地盤は大事だよね。



 「ぱっと魔法で立てられないのか?」


 「魔法は便利ですけど、万能じゃないですよ。それに私は建築家じゃありませんし、本来ならちゃんとした家は建てられないんです。一気に造ったら倒壊とかしますよ? 耐震性とかバランスを取る魔法陣を組み込みながら立てているんです」


 「そうしたら、魔法陣の維持が出来なくなったら城が崩れるってことか!?」


 「大丈夫です。城の中にいる人たちから、魔力吸い上げて展開出来るように設定しているので。吸い上げる魔力も微々たる者なので誰も気づかないですよ」


 「ふーん。よく判らんが魔法使いは、色々な事が出来るんだな」


 「師匠が良かったですから」


 「ああ、死神の餓鬼か」


 「餓鬼って……御爺ちゃんとお知り合いだったんですか?」


 「えっあーうーん。まあな」



 何だろ、ハッキリしないな。



 「何かやましい事でも?」


 「そっそんなものないっ。別に夜の街に一緒に繰り出していたとかは――って今のナシだっ!!」


 「ふーん。ハーレム楽しんでいたんだ?」


 「ちが――わないが、今の俺はステラ一筋だ! あの頃は若かったんだよ!」


 「どうしよっかなぁ~。ルルのママ言っちゃおうかな~」


 「頼む! それだけは勘弁してくれ!!」


 「嘘ですよ。ルルのパパさんが、家族を愛しているのは知っていますし……言いませんよ」



 人様の家庭を壊す趣味はないしね。ちょっとカラかい過ぎた。



 「そうか……良かったぜ。ところで、コイツら使わねーのか?」



 ルルパパが整列したままのミニクリスタルガ○ダムを指差す。



 「その子たちは装飾要員です。城の原形が出来てからがお仕事ですよ」


 「そうか。俺の仕事は、お前の護衛だからな。こいつ等が居たら仕事しなくていいのかと思ったぜ」


 

 私は死神の孫として認知されているので、復讐に来る者や腕試しに来る魔族が来る事を警戒してアシルさんがルルパパを雇ったのだ。つまりは、城の建設に集中しろって事なんだろうけど。



 「はぁ……どうせならルルと一緒が良かったです」


 「ルルを危険がある場所へ連れて行けるわけがないだろう!」


 「はいはい、判っていますよ。でもね……癒しが足りない」



 旅行に来てまで、こんな労働するなんて思わなかった。まあ、御爺ちゃんの事もあるし……私の密やかな野望もあるし頑張りますか。



 「よしっ、装飾に移りますか。ミニクリちゃんたち、やっておしまい!!」



 私の号令と同時にわらわらと動き出すクリスタルガ○ダムたち。完成イメージはクリスタルガ○ダムたちに送っているので、後は魔力をあの子たちに流すだけだ。尤も、大量の魔力と気力を消費するんだけどね。


 余計な力を使わないように、木陰に横になる。

 ルルのパパさんも護衛のため、私の傍に立った。



 「どうして魔族の長にならなかったんだ?」


 「私は人間だし……て言うか、魔族に私の力なんていらないですよ。この城の建設のお金とか、統治組織が3日でできるとか……いくらなんでも出来過ぎです。最初から、アシルさんは用意していたと思いますよ。あの人に足りないのは力だった。それもルルのパパさんが協力する事になった時点でクリアしている。死神の孫の名は必要ないですね。むしろ邪魔なのでは?」



 アシルさんは土下座だ靴舐めだとふざけた事をしていたけど、あの人は別に弓使いや雪の国の第二王女のようなドMというわけじゃない。これからの魔族の地位を安定させるため、手段を選ばなかっただけだ――と私は勝手に思っている。


 そうなると私は、体よく利用されたって訳になるけど。尤も、利用されるだけで終わるつもりはないけどね。



 「お前、意外と考えているんだな」


 「失礼な……これでも、人間領一の魔法学園を卒業しているんですけど」



 裏口入学だけどと言う事は口に出さない。ついでに卒業の成績もそれなりだった事も。卒業できればいいんだよ!!



 「でも人間は欲深い。魔族の力を手に入れる事が出来るなら、魔族の長になって利用してやろうと思う者も多いだろ」


 「私は嫌ですよ。支配者階級が大変なのは上司が見ていれば判りますし。私は気楽にいたいんです」


 「やっぱり、変わった人間だな!」


 「失礼ですね。大体、人間が魔族の頂点に立ったら、魔王が現れた時のように世界中が混乱しますよ。そもそも、私が与えられた役目は――」



 ――――キンッ



 金属音が聞こえたような気がした。




 私は今……何を言おうとした? 役目って何……?



 頭の中に白いモヤがかかったかのように思考絡め取られる。






 「――ナデ、カナデ!!」


 「うわぁっ」



 ルルパパに揺さぶられた。


 私、何を考えていたんだっけ……?



 「どうした? 体調が悪いのか」


 「体調は自分的には良好ですけど……魔力の使い過ぎかもしれません。少し休みます」



 少し疑問に思いながらも、今日の建設作業は終わる事にした。














 「一日でここまで……すごいです! 流石は死神のお孫様。むしろ魔神とお呼びしたいです、カナデ様」


 「あ、ありがとうございます。アシルさん……」



 建設作業を止め、のんびり休憩しているとアシルさんがやって来た。


 昼間なのに元気だな、この吸血鬼。



 「城の建設が順調過ぎて、私は嬉しいです」


 「左様ですか。それで私に何か用ですか? 魔族の有力者を死神の孫の名で脅す役割は終わりましたよね?」


 「実は、我ら魔族の有力者7人で結成した組織の名前を付けていただきたくて、伺った次第です」


 「いや、その程度自分たちで決めて下さいよ」


 「それが……名づけに揉めに揉めまして、流血沙汰になりました。なので、間を取ってカナデ様に名付けて貰おうかと。カナデ様の名付けた名なら皆、納得します!」



 名付けで流血沙汰って……マジかよ。

 

 まあ、無駄な争いが回避されるなら私が名付けてもいいかな。魔族……組織……うーん、何かないかな。そうだ、魔族と言えばピッタリなのがあったはず。前世で馴染みだったカズくんが言っていたやつ。なんだっけ?シュレディンガー猫じゃなくてアカシックレコードでもなくて――――



 「そう、七つの大罪!!」


 「七つの大罪ですか?」


 「そう。ものすっごい遠い場所に伝わる言葉で、罪に導く可能性があると見做されてきた欲望や感情のことだよ」


 「魔王を生み出してしまった事に対する戒めによいかもしれません。それでカナデ様、七つと言うからには罪には種類があるのですか?」


 「確か……憤怒、強欲、怠惰、嫉妬、色欲、傲慢ですよ」


 「カナデ様、1つ足りないですよ」


 「あれ、あと一つなんだっけ? まあ、四天王が実は5人だったとかよくある設定だし、七つの大罪が1つ欠けていたっていいじゃない!」


 「思い出して下さい、カナデ様ぁぁあああああ」


 「もういっそ新しい罪を作っちゃえばいいですよ。それで、七つの大罪は採用ですか?」


 「はい、採用です。できれば、あと一つを思い出してほしいですが……」



 本当にあと一つなんだったけなぁ~。


 考えるのも面倒なので、話題を変える事にする。ついでに、私の野望を叶えるのだ!ぐふふ。



 「さて、アシルさん。城の建設に七つの大罪の結成に協力。私って十分すぎるくらい魔族に貢献しましたよね? こんなに利用されてあげたんだから……ご褒美が欲しいな♪」



 笑顔で言うと、アシルさんが顔をキリリと引き締めた。


 私が利用されているのを理解していたのに驚いたのかな?

 まったく、私を侮ってもらっては困るよ。



 「ご褒美ですか? 金銀財宝、それとも美しい魔族をお望みですか」


 「そんなつまらない物はいらないです。私が望むのは一つだけ」



 アシルさんがゴクリと喉を鳴らす。


 

 「お菓子職人および販売店を支援する法を作って欲しいんです!!」


 「……え?」



 ポカンと口を開けたアシルさん。

 私は気にせず要求を続けた。



 「別にお菓子屋を優遇しろって事じゃないですよ? ぬるま湯に浸かって競争意識が無くなったら困りますから。あくまでも支援です、支援!!」


 「そんな事をお望みなんですか?」


 「望みますよ! 魔族領のお菓子には、もっともっと可能性と成長の余地があります。ならば、支援するべきです。しかもお菓子職人および販売店を支援する事で、それに付随する産業も伸びると思います! 影から魔族領を操っているアシルさんなら出来ますよね?」


 「……判りました。必ずやカナデ様の望みを叶えましょう」


 「やった! ありがとうございます」


 「こんな立派な城を見せられたら、カナデ様の要求を飲むしかありませんよ……」


 「まだ途中ですけどね。ところで、人間領からの使者はいつ来るんですか?」


 「3日後です。 カナデ様の望みは必ず叶えます。ですので、城の建設の方をよろしくお願いします」


 「3日で城を建設しろと!?」


 「いえ、事前準備がありますので2日で」



 有無を言わさぬ笑顔で言い切るアシルさん。



 こいつ、私をはめやがった!



 この後、魔族領の菓子技術向上のためだと歯を食いしばりながら、私は2日で城の建設を終えた。

















 人間領の使者と魔族領の代表組織『七つの大罪』が対談する日がやって来た。私は城の建設と大罪メンバーのアホな闘争の仲裁に疲れたので、場内の客室で寝る事にした。



 「おねえちゃん!」



 ヨロヨロと歩いていると、マイエンジェルであるルルが抱き着いてきた。なんて可愛いんだ!!疲れた体にけもみみ幼女が沁みる。



 「どうしたの?」


 「あのね、パパとママがつれてきてくれたの。それで、おねえちゃんがみえたから、いっしょにあそびたくて……ママもおねえちゃんとなら、あんしんだって」


 「そっか。それじゃあ、お姉ちゃんと遊ぼうか」


 

 ルルと遊べるなら疲れた身体に鞭を打ってやんよ!



 「このおしろ、すごいね! おねえちゃんがつくったんでしょ」



 ああ、ルルにすごいって言ってもらえただけで、私の苦労が浮かばれるよ。


 本当に頑張ったんだよ。外観は完璧な日本の城だし、内装は和洋折衷でこの世界の住人でも過ごしやすくしてあるし。こだわりまくってんだよ!



 「ありがとう、ルル。 大人は忙しいみたいだから、お部屋で一緒に遊ぼうか」


 「うん!」



 ルルと手を繋ぎ、廊下を歩いているといきなり人影が現れた。



 「どういう事だ、話が違うじゃないか! こんな城を建てられるほどの技術力があって魔族が一丸となるなど……」


 「あの男……死ぬ前に我々に嘘を?」


 「それはないだろう。拷問して弱らせた後に宮廷魔術師に探らせたのだぞ!」



 現れたのは二人の人間の男だった。黒い軍服を着ているが、その服に国の所属を示す紋章はついていない。うわぁ……人間領の使者か。会いたくなかった。


 男たちは廊下を歩く私たちに気づき、驚いた顔をした。

 そして何やら小声で話した後、私たちに近づいてきた。


 私はルルを後に庇い、不本意だが男たちの相手をすることにした。

 完全に厄介事だよぉ。

 


 「貴女はもしや、魔王討伐の英雄。女魔法使いのカナデ殿では?」


 「人違いです」



 真顔でキッパリ言うと、男たちはこの答えを予想していなかったのか、間抜けな顔をしている。


 だって相手にするの面倒だし、ここで引き下がってくれるといいんだけど。



 「いやいや、その黒髪黒目は紛れもない証拠ではありませんか」


 「……今の私は、休暇中なんです。だから魔王討伐の英雄ではありません。そういう事なので失礼します」


 「待ってくださいよ」



 通り過ぎようとした私の腕を男の1人が掴んできた。


 オッサンに腕掴まれても嬉しくないから。セクハラ裁判にかけんぞ?



 「離してもらえませんか」



 睨みつけると、男は腕を離さずに下卑た笑みを浮かべる。



 「随分と魔族と仲がよろしいようで。このことを人間領の国が知ったらどう思うやら……別に私たちは何も言いませんよ」


 「何が言いたいんです?」


 「いや、カナデ殿には色々と世間話をしたいと思いまして、ね」



 世間話って……人間領の国に魔族領に居た事を知られたくなかったら、魔族領情報よこせって事でしょ?


 内心イライラしていると、私の後に隠れていたルルが男たちの前に飛び出した。



 「よわくてまずそうなオスのくせに、おねえちゃんをいじめないで!! それいじょう、おねえちゃんをこまらせたら、ルルがだまっていないんだから」


 「ルル……」


 「頭の悪い種族のくせに生意気な……」



 ルルを殴ろうと、私の腕を掴んでいる男とは別の男が振りかぶるが、ルルは堂々と立ったままだった。


 

 私は結界を張り、ルルを守る。


 それと同時に私の腕を掴む男に弱めの電流を流す。驚いた男は僅かに後ずさった。



 「ルル、おいで」


 「うん、おねえちゃん!」



 ルルを抱き上げ、私は男たちを見据える。



 「私は平民ですが、友人には人間領の国を担う人達が多いんです。今日の事はその人達に世間話(・・・)としてお話しますね。きっと喜んでくれると思います」


 「なっ」


 「魔族領のお土産も渡したいですし、転移魔法を連続展開して各国を巡らなければいけませんね」



 お前たちが伝える前に、迅速に各国に伝えてやると言葉に含ませる。



 「魔族領を手に入れれば様々な利権が手に入るのですぞ! お聞きした所だと、カナデ殿は菓子が好きなのだとか。魔族領を手に入れれば自由に、安く手に入れられますぞ」


 「貴様ら……私とお菓子を侮辱しているの?」



 私は純粋な魔力の塊を男たちにぶつける。魔族領に来た使者というだけあって、不幸にも魔力持ちだった。私の魔力を殺気として認識したようで、カタカタと手が震えている。



 「魔族が奴隷のように働いて作った材料を使ったお菓子を、私が笑顔で食べられると貴様らは思っているのか? 良いお菓子は、情熱がなくては作れない。そしてその情熱には菓子職人の場合、適切な給料がなければならない。もちろん原材料を作る農家もだ。劣悪な環境では決していい物は作れない。だから私は学生時代から、子供でもお菓子が気軽に買える環境を作りたいと行動してきたの。それに種族の違いは含まれない……貴様らは私の夢を侮辱した。私の敵だよ」


 「カナデ殿! 人間領を裏切るのですか!!」


 「何が裏切りだ。何所の国かも宣言せずに魔族領の利権だけを奪おうとする不実の輩のくせに。魔王討伐後の世界に混乱をもたらそうとする貴様らこそが、人間領の裏切り者ではないのか? 貴様らが何所の国の所属かなど、私はもちろん、魔族たちもとうに知っている。あまり、魔族を嘗めない方がいい」


 

 私たちは押し黙る男たちを置いてその場を去った。

 あとは、魔族の役割。私の出る幕はない。 










 



 

 使者と対峙した後、私は部屋でルルと遊びまくった。


 やっぱりけもみみ幼女は最高だぜ!


 その後は、遊び疲れて眠ってしまったルルを眺めていた。すると、控えめなノックと共にアシルさんが部屋に入って来た。



 「カナデ様のおかげで無事に会談を終える事が出来ました」


 「お疲れ様です」


 「カナデ様、やはり魔族領に残る訳にはいきませんか?」


 「残りません。まあ、魔族領は好きなのでたまに来ますよ」


 「お待ちしております。それと、これを良かったらどうぞ」



 手渡されたのは、雑誌。表紙を見てみると『厳選!魔族領観光地ベスト10』と書いてあった。



 「うぉぉおおおお。人間領には魔族領に関する本があまり無かったので助かります! 何所行こうかなぁ~」


 「やだ! ルルもおねえちゃんといっしょにいく」



 目が覚めてしまったのか、ルルが私に抱きついてきた。

 


 「ルルも一緒に行きたい? ママさんとパパさんのお許しがでたら一緒に行こうか」


 「うん!」



 笑い合う私たちを見て、アシルさんが微笑む。



 「仲がよろしいですね。カナデ様たちは、新しい魔族と人族の形になるかもしれませんね」


 「……そうなれたら、素敵ですね」



 身体能力も寿命も姿形も違う種族が良い関係を築くのは難しい。

 同じ種族内ですら争いがあるのだから。



 種族の垣根を越えて、歩み寄れればいいのにね。

 もしもそんな夢物語が叶えば……それほど素晴らしい事はないだろう。 


 

 それが私の願いであり、やり遂げなければならない役目(・・)なのだから――――









魔族領旅行編なのに、あんまり観光していなかった気がしますww


次回、宰相補佐ユベール視点の頭のいたーい後日談で魔旅編は終了です。

胃薬必須(笑)


ではでは、次回を気長にお待ちくださいませ!


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[一言] カナデは暴食(お菓子限定)だから口出すとブーメラン食らうし、思い出さなくてよかったんじゃ無い?
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