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幽霊オタクレベル99〜俺には効かないぜ幽霊さん?〜  作者: 兎深みどり
第一章:幽霊のいる日常編
9/85

第9話『新学期、新たな目標』

 日間ホラー部門昨日の夜の時点でまさかの18位に!

まじか……と作者本人が一番驚いています(*^^*)

これからも頑張ります!

 大学の中庭に、乾いた春風が吹き抜けていく。

昼休みのキャンパスは賑やかで、俺たちの部室がある旧校舎だけが、取り残されたように静かだった。


「よし、じゃあ今日の議題は……“新入部員の獲得について”!」


 どん、と両手で机を叩いたのは愛菜だった。小さな体に反して、妙に勢いがある。


「って、なんか営業会議みたいなノリですね」


「ボク、本気ですから。しゅーくん、やる気ない顔しないでください!」


「いや、別に否定してないけど……」


 確かに、新学期。部の未来を考えれば新入部員の勧誘は重要だ。でも。


「こんなマニアックなオカ研に、入ってくれる人いるかなぁ……」


 ぼそっと呟いた俺の隣で、結先輩が苦笑した。


「確かに、普通の人には少し……敷居が高いかもしれないわね」


「“幽霊を信じる人限定”って空気、どうにかした方がいいんじゃないですか?」


「にゃー(変な勧誘したら余計減るぞ)」


 ノクスがリュックから顔を出し、ふわっと愛菜の肩に飛び乗った。


「ボク達は別に、幽霊を見に行くだけじゃないもん!」


「じゃあ何するんだよ」


「えーと、怪異の調査とか、都市伝説の検証とか……あと、UMA研究とか……?」


「方向性バラバラすぎません?」


 俺が突っ込むと、結先輩がふと思いついたように言った。


「……あのね。大学近くの交差点に“止まれない信号機”って話があるの、知ってる?」


「“止まれない”?」


「ええ。夜中、あの交差点に差しかかると、赤信号でも車が止まらない。なぜか皆通り過ぎてしまうのよ」


「それって……赤信号皆で渡れば怖くない!って事?」


 愛菜をチラと見る。


「それただ単に交通違反だから!」


 愛菜のツッコミ待ちでした。


「事故が多発してるらしくて。近隣住民の間では“信号に霊が宿ってる”って噂があるのよ」


「にゃん!(面白そう!)」


「そ、それってちょっと本格的な心霊調査じゃ……」


「いや、違う。むしろ“都市伝説の検証”って奴だろ?」


 俺は机を軽く叩いた。


「よし、だったら今日は――そっちを検証しに行こう!」


「おおおお!活動っぽい!オカ研っぽい!」


 愛菜が凄く嬉しそうにしてる。


「私達の活動、もっと色んな人に知ってもらえたら、きっと部員も来てくれると思う」


「流石結部長!じゃあ今夜、現地集合って事で!」


「にゃにゃー!(夜のお出かけ楽しみ!)」


 こうして、俺達は“幽霊以外?”の謎に踏み出した。


 きっと、こういう一歩の積み重ねが――新しい未来に繋がるんだ。

 次回予告


 第10話『止まれない信号機』


 赤信号なのに止まれない――


 そこには“人智を超えた”何かがいる?


 深夜の交差点に、オカ研が挑む!


 最後まで読んでいただきありがとうございます!

「面白い!」と少しでも思っていただけたら

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続きの執筆の原動力になります!

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