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宮城バスケットボール部物語  作者: 粟野飛鳥
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プロローグ

この物語は仙台の学校に通う少年がバスケットボール全国制覇を目指して、弱小チームに所属して、活躍するフィクションです♪登場する人物及び団体は現実とは関係ない架空の人物及び団体です。

皆さん、こんにちは、俺は、藤宮貴彦。普通の高校生だ。

俺は、今まで、父親の転勤で、新潟県で暮らしていたんだが、久しぶりに、地元の仙台市に引っ越してきたんだ。今日は、荷物を部屋に運び込んでいた。

藤宮貴彦「もう夕方か」

気がついたら、夕方になっていた。俺は、夕飯をコンビニの弁当で済ませようとと考えて、家から出掛ける事にした。

藤宮貴彦「今日は、曇りか」

女の子「嫌、やめて」

藤宮貴彦「ん」

女の子「誰か、助けて」

藤宮貴彦「えっ」女の子がヤンキーにナンパされていた。

ヤンキー1「一緒に遊ぼうぜ」

女の子「嫌です、やめて下さい」

ヤンキー2「いいじゃねえか、なあ」

仕方ない、助けてやるか。

藤宮貴彦「おい、それぐらいにしておけ、彼女、嫌がってるじゃないか」

女の子「えっ、あっ」

ヤンキー1「何だ、てめえは、邪魔するな」

藤宮貴彦「ふっ」

ヤンキー1は、俺を殴ろうとしたが、俺は回避した。

藤宮貴彦「当たらないぜ」

ヤンキー1「舐めやがって」

藤宮貴彦「えい」俺は、ヤンキー1にパンチを打ち込んだ。

ヤンキー1「うっ」

ヤンキー1は倒れこんだ。

藤宮貴彦「次は、そっちか」

ヤンキー2「えい」

藤宮貴彦「えい」

ヤンキー2「うわあ」俺は、ヤンキー2にハイキックを叩き込んだ。ヤンキー2は、倒れこむ。

藤宮貴彦「どうだ。まだやるのか」

ヤンキー1「糞、覚えてろぞ」ヤンキー達は逃げ出した。

藤宮貴彦「やったか、さて」

俺は、女の子に声をかける。

藤宮貴彦「君、大丈夫かい、どこか怪我とかは」

女の子「えっ、あっ、大丈夫です」

藤宮貴彦「そうか、よかった」

女の子「あっ、あの、助けて頂いてありがとうございます、私、貴方に助けて貰えなかったら、どうなっていたか」

藤宮貴彦「ん、気にしなくていいよ」

女の子「「あの、何かお礼を」

藤宮貴彦「えっ、あ、そういうのはいいから、そういうので、助けた訳じゃないから」

女の子「でも」

藤宮貴彦「それに、俺も用事があるから。じゃあな」

女の子「えっ、そうですか、それじゃあ、失礼します」

藤宮貴彦「ああ」

女の子は、立ち去った。そして、俺もコンビニに向かう。

数分後。コンビニに到着した俺は、弁当を購入し、帰宅した。

その途中、夕焼けを見た俺は、突然、少女に呼び掛けられた。

少女「貴彦」

藤宮貴彦「えっ」

少女「貴彦、あんた、藤宮貴彦君でしょ」

バッ。突然、少女が登場しました。

少女「私だよ、幼馴染みの夏美」

えっ、夏美、夏美って。

あっ、そうだ、このショートヘアーの少女は、遠藤夏美、俺の幼馴染みで、初恋の相手だった女の子だ。

藤宮貴彦「夏美」

遠藤夏美「貴彦」

藤宮貴彦「うっ」

遠藤夏美は、藤宮貴彦に抱きついた。

藤宮貴彦「あっ、おい、夏美」

遠藤夏美「嬉しい、凄く嬉しいよ」

藤宮貴彦「おい、夏美」

遠藤夏美「えっ、あっ。ゴメン、久しぶりに会えたから、嬉しくて」

藤宮貴彦「本当に、夏美か、久しぶりだな、元気だったか」

遠藤夏美「あっ、うん、貴彦も元気だったかな」

藤宮貴彦「ああ、それで、久しぶりに、こっちに戻ってきたんだ」

俺は、遠藤夏美に、親の仕事の関係で、こっちに戻ってきた事、今度から、こっちの高校に通う事になった事を伝えた。

遠藤夏美「えっ、それじゃあ、同じ学校に通えるんだね」

藤宮貴彦「ああ」

遠藤夏美「嬉しいなあ」

藤宮貴彦「俺も、嬉しいよ」

遠藤夏美「そうだ、貴彦、部活、中学は、何部だったの」

藤宮貴彦「俺は、帰宅部だったよ」

遠藤夏美「えっ、帰宅部。バスケじゃないの、小学校の時はバスケ部だったのに」

藤宮貴彦「最初は、バスケ部だったんだけど、去年の秋に怪我して、後は、全然駄目だよ」

遠藤夏美「えっ、怪我、怪我って、大丈夫なの」

藤宮貴彦「ああ、今は、大丈夫だよ」

遠藤夏美「そう、でも、怪我、そうなのか、残念だなあ、高校では、一緒にバスケやれると思ったのに」

藤宮貴彦「えっ、それじゃあ、夏美、部活は」

遠藤夏美「うん、私はバスケ部」

藤宮貴彦「そうか、ホントに残念だな」

遠藤夏美「ねえ、よかったら、一緒にバスケ部に入部しない?」

藤宮貴彦「えっ、何言ってんだ、俺は、怪我で、もうバスケは」

遠藤夏美「あっ、違うの、入部しなくてもいいの、部活の見学だけでも一緒に行こうよ、お願い」

藤宮貴彦「ううん、嬉しいけど、やっぱり、俺は」

遠藤夏美「駄目かな」

藤宮貴彦「駄目だよ」

遠藤夏美「どうしても」

藤宮貴彦「分かったよ、一緒に行くよ、でも、部活見学をするだけだよ、入部はしないからな」

遠藤夏美「あっ、うん、分かってるから、大丈夫だよ」

藤宮貴彦「ああ」

午後9時を過ぎていた。

遠藤夏美「あ、そろそろ、帰らないと」

藤宮貴彦「そうか」

遠藤夏美「うん、後でメールするね」

藤宮貴彦「ああ、気を付けてな」

遠藤夏美「それじゃあ、またね」

藤宮貴彦「またな」

遠藤夏美は帰宅した。

藤宮貴彦「夏美と同じ高校か、楽しみだな」

これからの事を考えながら、空を見上げると、綺麗な満月だった。

藤宮貴彦「さて、そろそろ、俺も帰るかな」

俺も帰宅した。

翌日。俺達は高校に入学した。

そうして、俺達の物語が始まった。

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