表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
螺旋の心臓  作者: 古の狼
3/4

一章三幕 Time waits for no man.

篝「小百合おきてよー、なんで一緒に寝てるのー?記憶全然ないんだけど。はぁ頭いたっ」


小百合「んー、あーなんかうるさい人がいますー、私がなんでここにいるって?酔っ払った誰かさんを男から守るためでしょうよ!全くー」


篝「うぇっ、わたしなんか昨日やらかしてる?」


小百合「大丈夫、一線は超えてない、一線は」

篝「まじなんの一線…怖いわ酒…」


あっでもなんか少しずつ記憶が蘇ってきた、あっその前になんか飲もう。


篝「小百合なんかのむー?」


小百合「お願いー」


篝「おけー」冷蔵庫にある冷えた飲み物を取り出す。


篝「どぞ、昨日の護衛代です」


小百合「なんでビール?」


篝「いや、昨日いっぱい飲んでたでしょ?好きだと思って❤️」


小百合「ふ、ざ、け、る、な!篝の貰うからあんたビール」


篝「まぁいいか、グビッ」

小百合「いやよくない!朝から飲むな笑」


まぁまぁいいではないかと思いながらふと頭に浮かんできた昨日の思い出を思い出す。


一次会行って、んで二次会でしょ?終電で帰ってきたんだっけ。



篝「ねぇ小百合?昨日のやらかしについて一線は超えてないって言ってたけど、何やらかしたわたし」


小百合「日向と喧嘩した、あれはあんたが悪いわ」


篝「えっやばいなんか思い出してきた!なんだっけなんか吹っかけちゃったんだよね?私から。なんか実は最近夢見が悪くてちょっとイライラしてたのかも。あーどうしよ絶対怒ってるー」


どうしてあんなこと言っちゃったんだろ。あの時、いつも笑う日向の顔が凄く悲しく見えて、怒りたくなったんだ。それは八つ当たりもあったかもしれないけど。



小百合「ヒナくんって笑顔崩さないじゃん?それを篝が胡散臭いーだの何人女がいるだかーとか笑っちゃったんだよねー。

でもなんか理由があるみたいで[お前に俺の気持ちが…]って言いかけてやめたの」


あーなんかこれは普通にやらかしてるな。謝りにくいし。


篝「はぁー時間戻ってやり直したい」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ