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転生するのは実におかしい

⚠元々とある小説サイト(アプリ)に投稿していた小説が諸事情でまた投稿できなくなってしまったため小説家になろうでの投稿をしています。(その小説サイトにもわけれん1話はあります)

「友達できないな…」私は九道ゆづむ

根暗でぼっちなただのオタク


いつも通りの1日…のはずだったのに


突然光が当たって…

「わっ眩しい!」


(ここは…?)

私の部屋じゃない…ソファー?

可愛らしい桃色のソファーだ。


(とりあえずここがどこなのかを知ることが大切だよね)

「あっ!そうだ!」

(窓の外を見たらからここがどこなのかが分かるかもしれない…!)


見たことのある空と桜…

ここは…!

「こどおとの世界だっ!!」


私がハマっていたゲーム「光道の乙女」

通称「こどおと」は百合エンドやヤンデレエンドなどがある「訳あり」恋愛ゲームで、恋愛ゲームとして良くないと批判する人もいれば逆にいいのでは?

と称賛する人もいる賛否両論の恋愛ゲームだ。


私はそういうルートも楽しむ人だからきっちり攻略したし、主人公や攻略対象にも愛着がある。


窓から見える景色を眺めていると…

「へっ!?」

今、私は気づいてしまった…

窓に映る私はこどおとのユズということに…


私が今、なってしまっているのは酷い扱いしか受けないモブキャラ「ユズ・ルファミ」だ。

ユズは主人公や攻略対象キャラを守ったりして殺されたり、冤罪で殺されてしまったりする死亡エンド以外がないえぐいキャラだ。


そんなユズになってしまったら死亡率は99.9%…


いやいや…諦めるのはまだ早いよね!

「今日は…ユズが学園に転入する日だ…」


ユズは転校生で、人たらし主人公プランメル・ルビアン まぁ…プラメいるクラスになる…だがこの恋愛ゲームは「訳あり」だ。選択を間違えるととすぐバッドエンドだ。


もしプラメが選択を間違えてしまった

らシナリオが変わってしまうかもしれない…!

(そんなことをされたら自分が死亡してしまう可能性が高くなってしまうかもしれない…)


(今日は申し訳ないけど、プラメのあとをつけよう…)


「はやく着替えなきゃ…」


〜校門〜

先生「ユズ・ルファミさんですね、ついてきてください」

ユズ「はっハイ…」

前世はイキリ陰キャ…大丈夫かっ?!


ガチャ

〜教室〜

先生「この学園に転入してきたユズ・ルファミさんです」

先生「軽い自己紹介をお願いします」

やばいっ!なにも考えてなかった…

もうなんとかなれっ…

「ユ…ユズ・ルファミです!は…話すのが苦手ですが仲良くしてくれると嬉しいです!よろしくお願いします…!!」


はいオワタ\(^o^)/

拍手とともに先生が喋った

「ユズさんは…プランメルさんの席の隣に座ってください」

はい2連続オワタ\(^o^)/

「私、プランメル・ルビアン!よろしくねユズちゃん!」

「あっ…うん!」

陽キャ美少女主人公すげー


そして淡々と時間が進み休み時間へ…

(ユズはプラメをつけていくことに)


プラメは「あぁ…疲れたぁ」と学校の庭のベンチに座りながらため息をついている

(可愛すぎじゃない!?)


ってこのシーンどっかで…


その時上を見上げるとそこには大きなタンクがプラメがいるベンチの近くに落ちてきている…


これはバッドエンドのシーンだ。

まずプラメは前の席の男の子と話すか、私と話すかの選択でタンクバッドエンドになるかならないかが決まるのだ。

もちろん私と話すとバッドエンドだ。


(死ぬかも…)

だけどもう足は動いていた。


「危ないっ!!」

プラメに飛びかかってタンクが落ちない場所までには避けれた…!


そう思った瞬間タンクがベンチに当たったことによってベンチはぺしゃんこになった。


「はぁ…はぁ…大丈夫?怪我はない?」


「私の王子様…」


「なにか言った?」


プラメが立ち上がって元気に言った

「いや、ありがとう!怪我はないよ!」


プラメを助けられたし私もちょっと足を擦ったくらいだしまぁ、いっか…!

読んでくださりありがとうございます!

ぜひ新しい話がでたらまた読んでくださいね〜

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