表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/20

第十三話 「クロノスの失敗」

腕を極められたままの状態でテーブルに顔を押し付けられながらクロノスは考えました。


「何故こいつは時が止まった世界で動けるんだ?」

痛みでだいぶ酔いも醒めてきています。


そうです。1日1回しか使えない魔法を忘れて使ってしまったからです。


「時を止める魔法」を1日2回使ったらどうなるか?廃人になったり、二度と魔法が使えなくなったりはしませんが、2回目以降は効力がありません。ちょうど弾の切れた拳銃のトリガーを引くような状態です。「トリガーは引けるが弾は出ない」という状態です。


さて、そのことにクロノスが気づいたかどうかは分かりませんが、クロノスは袋叩きに遇いました。

本来、イカサマが発覚した場合は指を全部折られたり、腕を切り落とされたりするのですが、老人の変装をしているため多少手加減されました。

しこたま殴られた後は、路地裏に捨てられ町から出て行くよう言われました。


町の宿屋には戻れませんので、北にある隠れ家に帰ることにしました。

日が落ちて月明かりしかない夜道を足を引きずりながら少しずつ進んで行きます。

森を抜けて広い草原に出たところ一直線に道が出来ているように感じましたが、隠れ家が近くなると、何かにつまづき何度も転びました。


ようやく隠れ家の入口にたどり着いたところ扉から明かりが漏れています。

富豪の手下に先回りされたのかとも思いましたが、心身ともに限界に達しています。

とりあえず扉を開けたところでクロノスは意識を失い倒れてしまいました。


続く

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ