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【本編完結】『元五歳で魔法使いにはなれなくなった男だが、ヒヨコはまだ健在か?』  作者: 桜月りま
本編

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21番目の記憶

最初は一人称。


途中より三人称になります

 俺は毒による眩暈も毒の息苦しさも全部どこかに捨てて、再び赤い刀を手に構え、魔法を放った。

 吹雪と火が狭い空間を舞って、ドラゴンを傷つける。ソレと同じくらい自分の体も傷を負う。それでもいいとドンドンと構わず魔法を投げつければ、心底引いたような声をドラゴンの方が上げた。

 それでもヤツも子の仇を撃つ為の引けない戦いだ。渾身で吹きつけられるブレスに魔法で対抗し、無理ならそれごと刀でぶった切る。時にそれが自分の手元で爆ぜて自らの肉が吹き飛ぶのも厭わない俺の様子に、ドラゴンが翼を広げた。

「飛ばせるかっ」

 翼で結界を破って、洞窟壁に穴を開けられて外に出られては困るのだ。決着はこの場所で、だ。その脚を凍らせて動きを抑止し、跳びあがって翼手を狙って刀の背で叩く。切るのではなくバキバキと骨を折ってやる。

「Agyaaaaaaagggt!」

 酷く響いた砕く音と上がった叫びが、ドラゴンの痛みを良く表現していた。ドリーシャの翼は鳥によく似ていたが、こいつの翼は蝙蝠寄りだ。膜は魔法を纏って強化しているが、筋肉がない分薄い。先ほど爆風に紛らせた氷の飛礫が突き刺さっている。

 俺が思った事に気付いたのか、ドラゴンは一瞬身を引き、払い落そうとしたが、やらないわけはない。

「爆ぜろ!」

 氷を爆ぜさせ、穴を拡げ、再び凍らせ、爆ぜさせるを繰り返してやる。氷は苦手らしく、酷く暴れ、俺を叩き落とそうとするが、機動力で負けるわけにはいかない。

 だが毒が体に回ってそれも長くは持たない。キャンディ達が来てくれるまでには、致命的な傷を負わせておくべきだ。

 キャンディが与えて、再び少しずつ拡げていたその傷に、魔法を込めつつ全力で弾丸のように飛び込んだ。

 ずさずさと突き込み、それは赤いネジのようにグリグリと体を捻じ込んでいく。

 暴れて俺の体を排出しようと足を引っ張られるが、間一髪で肉にめり込む事に成功する。

 そしてバクバクと波打っている肉塊しんぞうを貫きかけた瞬間、逃がさぬかのように筋肉が俺の体を掴んで締め付けようとした。痛みや感覚を遮断しているのに、マグマに近いドラゴンの体熱に全身が焼け焦げて、そのまま体も気力も持って行かれそうになるのを感じた。

 ココでおしまい、だ。

 このままドラゴンの心臓に全てを圧し折られて、その血肉に埋没してその熱で融解し消える……駄目だ、ダメだ、俺は俺はっ……オレ……は……

『足掻く必要があるカ? 人の子ヨ』

『だ、れだ?』

『わかっていようニ……』

 この声は、今を飲み込もうとしているドラゴンの声……周波をヤツが合わせているのか、俺が合わせているか、わからないが、優しく囁いて来る。

『お前の歩みがワレには聞こえてくるワ……まともにヒトとして扱われる事なク、その身も穢さレ、心から怒り狂っているの二、何故、そのように身を粉にしてワレを破壊しようとすル?』

 包み込む様に優しい女性の声が、俺の脳を蕩かせる。

『ワレとてココに来たくて来たわけではなィ。騙され狭い箱に詰め込まれテ、ずっと閉ざさレ……我が子が呼ぶ声にもこたえられズ……我が子をお前に殺されタ……お前に思う所はあル……だがこの胎にお前を入れて考えが変わっタ』

『何を……ぃってる?』

『お前の恨みモ、辛みモ、ワレが晴らしてやろゥ』

 ぞくり、とした。

 ドリーシャの視界を借りて、空から世界を一望するのと同じように。一瞬、ドラゴンの視界を、更に肢体の感覚を俺は借り受ける。

 丈夫で毒を帯びた爪は強力で、どんな敵をも毒で犯し、腕は何物でも圧し折る力に満ちているのを感じた。翼手は俺のせいでボロになってはいるが魔力を込めて癒せば、すぐにでも大空を飛べるのもわかる。その羽搏きで町を煽れば暴風で総てが薙がれ、口から吐く息は高温すぎて生きとし生ける者を蒸発させるだろう。その脚で蹴り倒せば、この洞窟城など全壊させ、阿鼻叫喚に沸く暇もなく瞬殺できる……

『さァ……』

 ドラゴンに見せられた圧倒的な力に、俺の中の破壊を好む部分が流れて魅かれていく。



 こわしたい

 ぜんぶ

 このよを

 ほしいままに……



『はははっははっはっははははっは……爆笑させてくれる』

 俺は心底イライラしながら赤刀を握る。

『何、ガ、何がそんナ……ニ、オカシイ……』

 甘く思考を蕩かす声、この世の中への復讐の機会、魅力的な破壊の力……だが囁かれる度、頭の耳がびりびりして不快だ。

『誰が……誰に向かって、モノを言ってる?』

『……なぜ、なぜダ? こんな小さな人間二…………『恐怖』を感じるのダッ』

『俺がお前に何かさせる事はあっても、その逆はない』

 ソレは多分、俺の魂がとても昔からあって、『竜』は化身……俺はたぶん『上位』なのだ、魂に『瑕疵』を負っていようと。だからドラゴンの声に腹が立つ……のだと思う。そしてそれが本能でわからぬという事は……こいつは何だ?

『お前ドラゴンじゃない? 何か『入って』いる?』

 声は甘ったるい女性だが……そう、この語尾に特徴があるイントネーション。

『俺の頬を舐めた…………あの変態だ……』

 クラーケン……もといサフィールが裏切って、北の森で刺し殺した『所長』のソレだ。

 どうしてこのドラゴンの中に彼の意思が入ってしまったかは不明。ドラゴンの体に彼の記憶が少し干渉している程度で、完全支配できているわけでは無いようだ。どちらかと言うとドラゴンに飲み込まれかけている気がした。そうでないならあのプライドの高い者に、回復の為と言えど昆虫系魔獣など貪り喰えまい。

 どうもこのドラゴンは起きたばかりで魔力不足なのだろう、俺に見せたヴィジョンは『魔力があれば出来る事』だった。だから俺を説得して魔力タンクにでもする気だったのだろう。小賢しい事だ。コレをこのままにしておいて、どう考えてもイイ事をするとは思えない。

『とりあえず心臓を破壊しとこう』

 そうしよう。

 色々と心の底から不快になった俺は思い出したように、がしがしと肉を赤い刀で抉り始める。足で蹴りつけ、身体を捩って、前に、前に……波打ち血液を送り出す心臓の肉を、その経路や管、弁など、出来るだけ主要なモノを掻き乱す様に切り刻み、身体で弾丸のごとくドラゴンの肉に道を通す。

『や、やめろっ……』

『貫通だ!』

 そして、ぬるり、と。

 ドラゴンの体を貫通した体は、ぶしゅっと溢れ出した大量の体液に押され、無様に地面に叩きつけられた。血の雨に降られて、自分の赤と、ヤツの赤が混じって……

「ぜったいに……ラ、すたに、あう……ん……だ」

 たった。

 ただそれだけの、ねがいが。

 なぜ。

 こんなにとおいんだろう。

 そう、おもいながら赤い刀をにぎりしめた。









『ティ! 入るからっ』

『どく、けむり……きをつけろ……もぅ……もたない』








 一瞬、今までになく酷く揺れたが、何とか二次災害を出さずに崩れた坑道が繋がり、ウィアートルがそこに入り込んだ瞬間、泥砂の拡散を防ぐためと、初めの爆発を警戒して水魔法が展開されていたが、それは無用なようだった。

 ただ、壊れ荒れた空間にコップをふせたような結界が張られており、ドラゴンが閉じ込められていたが、中は煙や爆風で煤けて汚れ、よく見えない。みしり……結界が限界を迎えようとしていた。

「煙に毒が含まれている可能性があるから気を付けて!」

「マスク着用しろ。無い奴は下がれ」

「風魔法と水魔法で拡散を防ぎ、空気を外に出せ」

「無防備な奴はやばい、退避だっ! 退避っ!」

 ぱきーん。

 高い音がしてそれは砕けた。

 割れた結界から溢れたその毒々しい煙をウィアートルは風で覆っていく。かき集められた他の魔法使いも水や光などを駆使して毒の拡散を防ぐ。

 毒の煙の中から、巨体の魔獣が現れる。

 ぐっ……っと丸めた背を伸ばしたほの暗く赤いドラゴンに、入って来た人々はそのオレンジの隻眼で睨まれる。

 そしてグラジエントが連れ帰ったドワーフ以下生存者からフラムドラゴンがここに居ると告げられ、存在がわかっていても、その巨体は圧倒的だった。

 片目を抉られ、胸からドボドボと血を流し、羽には無数の氷が突き刺さって折れた半死半生の姿であっても。いや、手負いだからこその迫力が、ソコになだれ込んだヒトの動きを一瞬縫い止めた。

 一度伸び上がった顔がゆっくりと地面に向かい、煮え滾ってこぼれる自分の血だまりから、何かを引っ掛けて、あげた。

 ウィアートルはフラムドラゴンはヒトの肉を焼き、調理しながら食する事を知っている。そして沸騰する自分の血が流れた時、その中にいけにえを茹でて喰う事も。

 だから血塗れの塊が、くの字に折れた幼児の肉だとわかった時、心臓が凍る程の衝撃で何とかその名を叫んだ。

「ティ!」

 ソレを軽く宙に投げ、口の中に入れて人肉を咀嚼しようとした時、

『ね……てたぁ』

 名を呼ばれた事で意識を取り戻したティが、念話で呟き、何とか手にしていた赤い刀を握りなおした。

「生きてろって言ったろーがぁっ」

 ソレと同時に走り込んだドワーフが、大戦斧から衝撃波を放った。ウィアートルは咄嗟に風魔法を展開し、その勢いをサポートする。

「死んでねーよっ! キャンディッ」

 起きたティはずらりと並んだ牙をズバッとまとめて凪ぐように叩き切り、口腔内の柔らかな所を突き刺した。

 それと同時に、ティを飲み込込もうと晒した首元に、風を纏って強化されたドワーフの斬撃が通った。

「GyyyyyGGGGGGGGyyyyyyaaaaaaagggt…………」

 ドラゴンの断末魔は口からではなく、切られた喉笛から大量の血液と共に吐き出され、洞窟に響き渡った。

「でもやば、ぃ……」

 そのまま崩れて行く巨体に、とても小さなティが潰されそうになる。ウィアートルはそのまま風で彼を包み込み、転移でグラジエントが跳んでソレを抱え、キャッチして少し離れた安全圏に飛んで何とか助け出す。

 それと同時に、ドラゴンが音を立てて地面に倒れた。

「あっちいっ! ですっ」 

 ティを抱えたグラジエントは火傷に耐えつつ、地面に毛布が敷かれた場所で、丁寧にその体を置いた。その胸の上に白い鳩が着地し、翼を振れば、局地的に小さな霙が落ちる。

「ああ……」

 気持ちがよいのか、微かに口角が上がる。瞼から顔も腫れて、唇の色など見るまでもなく、火傷で健康な皮膚がほぼ見当たらない。幼児の体に酷い火傷は致命傷。結界で覆っていたにしろ柔らかな肌は深部まで茹で焼かれ、ドラゴンが餌と思い込めるくらいに煮えていた。

「なんで、ドラゴンに一人で立ち向かうとかやるの? そんなの普通じゃない、非常識だって説明したよね?」

「今回は、ウィアもいたし、キャンディも、それに……」

 安心したのかすぅっと吸い込まれるように意識を失っていく。腫れて、それでも細く開いていた黒い瞳が見えなくなる。心音もとてもとても弱いのを感じ、ウィアートルは叫ぶ。

「医者、を。治癒をっ。誰かっ」

 だがココに来るまでに潰れて閉じ込められていた鉱員が複数いて、皆、ソコに手を取られて医療がここまで回っていない。

 あのドラゴンが外に出ていたら、被害は彼だけに済まなかった。この洞窟城が、いやこの国が危なかった。けれど彼の容体はどう見ても平時でも救命できないほどの最重症外傷。

「っ……」

 ココが精霊国ではなく、竜神国なら彼は英雄、誰よりも早く手厚い医療を受けられるだろう。だが精霊国で人間の価値は低い。今が平時なら違ったろうが、潰された自国民の鉱員を押しのけて、彼に手がのばされる事はない。

 自らの危険を顧みず閉じ込められた鉱員の救助にあたり、魔獣を倒す為に文字通り尽力した。周知されるのはこの後で、今は無名の人間だ。その雄姿を死んだ後から持て囃しても遅いのに。

 キャンディが交渉に走ってくれたが、望みは薄い。

 少しでも楽にしてやろうと体に巻きつけたバックルを緩め、かばんを外してやれば、布が融けて中身がバラバラになる。その中に見つけた小瓶をウィアートル掴んだ。

「飲んで、ティ……」

 シーのばーさまが渡していたエルフの薬。ソレを砕いて、唇に押し込む。嚥下しないが、口にあるだけで少しずつ摂取できるはず。

 ウィアートルはドリーシャが作った氷ごとティを毛布に包む。自分の部屋に連れ帰って、そこにあるベッドに寝せて、薬を少しずつ服用させよう……いつ回ってくるかわからない医者を待つよりよほど建設的に思えた。

 だがゴホゴホと咳をすれば血を吐き、焼けてわかりにくいが体に毒爪の傷も見つけて、絶望しかけた時、その肩をポンと叩く者が居た。

「あなたは……」

「しーーーー秘密だよ。ウィアートル……」

 目深に被ったフードで顔はよくわからないが、その指に付けた指輪で彼が誰かわかる。

「英雄、だからね。この国を二度救ってくれた。でも膝元の国民を蔑ろに出来ない。こんな事なら早く謁見して勲章でも握らせておけばよかったが。わかってくれ……」

 その指から魔法が展開される。小さな魔法陣だったが複雑かつ何層にも重ねられた最上級の魔法。それがティの体に染み込んでいく。

「三日だけ……彼の時間を止めた」

「三日……」

「傷も毒も、血液の減少も何一つ変わっていない。それどころか七十二時間後、一気に三日分負荷がかかる。この様子だと確実に死ぬ、だからその前に適切な場所に連れて行き、治療してあげなさい」

 そう言ってティの額にそっと触れ、

「この子に永久なる祝福を……」

 そう言って彼はすぐにその場を立ち去る。

「感謝します……闇の精霊王……」

 その背を見送るウィアートルの目に、すれ違いでグラジエントが、解毒剤の瓶を片手に持ってきているのが目に入った。

「これからどうしますか?」

「……エルフの森に連れて行くよ」

「私が送れるとイイのですが、エルフの森近くの魔法陣は……」

「二人までだし、ティに負担がかかるといけないしねぇ」

 エルフの森近くに転移魔法用の魔法陣があるのだが、悪用されない様に一度で飛べる人数は二人までだ。その魔法陣を使える魔法使い自体少ないが、コレを使って軍隊を送り込むような事態を避ける為、多くのそういう魔法陣は人数制限や物量制限がある。

 中でも二人と言うのはとても小さい。これはエルフの警戒心と他者を避ける心理が大きく影響している。その存在もあまり知られておらず、ウィアートルが誘拐を手引きした者を捕まえる為に使用したので彼は知っていたに過ぎない。その使用も特殊な『血』がなくば動かない鍵付きだ。

 もちろん魔力が足りるなら分けて運ぶ事は可能だが、闇の精霊王がかけた『三日の時止め』に『転移』魔法が干渉しないとは限らない。

「ティは六歳らしいから。軽いよ。ココからなら馬車より早い道も知っているしね。そう言えばグラジエントはこれからどうするの?」

「同郷の彼女を町に置いて駆けつけたので。彼女をまず国へ送ってから自分の事は考えます」

「もしかして働き先が決まらなかったら、エルフの森に来ない? まぁ貴重な転移の魔法使いだから、決まらないって事はないだろうけど。気が向いたら、こないだ森の入り口で仮眠を取ったでしょ? あそこで俺の名前を出すといいよ」

 ウィアートルはそう言いながら解毒剤をティの口へ無理矢理に含ませた。そして一度この国滞在用の部屋に戻った。

 そしてティを出来るだけ綺麗にしてやる。煤けた体は無数の傷や打撲、火傷で見ていられない。切った腕までも酷使したせいか、その傷も擦れて血にまみれている。できるだけの応急処置をしてあげた。

 その後、ウィアートルはそこに置いていたエルフの薬をかき集めて握りしめ、ティを背負って精霊国を発った。

 彼は歩を進めながら、ティの症状を見極めて動いた。いくら三日の時止めとは言っても、重傷人の移動は慎重を要した。

 ウィアートルは風魔法で空気を調節して酸素濃度を上げたり、傷口が悪化せぬように薬を塗ったり、冷たい空気で熱を下げ、また寒すぎぬよう毛布を巻き……二日近く夜を徹して歩き通し、エルフの森にある孤児院の一室に彼を押し込んで、強権を発動し医者をかき集め、他国より竜官士までを呼んで、治療に当たらせた。

 闇の精霊王の魔法が切れると宣言した七十二時間後、ティの体は低調で、時折ブレたが、何とか命を取り留め、半月ほどしてやっと意識を取り戻した。

お読み頂き感謝です。


ブクマと↓の☆☆☆☆☆から評価頂けましたら幸いです。

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