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Close Memory  作者: 結城コウ
90/220

14話a-4

「心配しなくていいよ

琥烏

色々やる事あるけど、

それが、終わったら解毒剤あげるからね

これで、琥烏は私だけを想っていればいいようになる」


…何を…言ってるんだ?

彼女は論理性が崩壊しているのか…?


「じゃあ、すぐ"片付けてくる"からね」


そういうと璃優はたやすく俺の指を靴下から離した


『…ま……て…』


しかし、彼女はそのまま出て行った


俺ははいずりながらも彼女を追った




(行って何になる

行ったって、絶望が深くなるだけだ)


…そんな事はわかっていた


それでもなお、俺は諦める事をしなかった




階段の前にまで来た


いつもは3秒あれば駆け上がれた


でも、今は一体どれだけの時間がかかるだろう…?



その時、悲鳴が聞こえた


璃乃の声だった


俺は声を張り上げて叫びたかった


しかし、それさえも叶わなかった


ただ、俺には目の前の断崖絶壁を登るしかなかった

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