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Close Memory  作者: 結城コウ
80/220

12話-5

そこで、俺は目を覚ました


あの時と同じように病院で


ただ、あの時と違ったのは今回は傍に一人の少女が居た事だった


「…琥……烏…?」


俺はゆったりとした動作で起き上がる


かなり体がだるかったが、逆にそれが自分が生きている証のように思えた


頭がぼーっとする


「琥烏!」


少女が俺に抱き着いた


俺は何をする気も起きず


少女が抱き着いた事で揺らいだ視点のまま天井を見ていた


何がどうなのか理解出来ていない


今、自分に抱き着いているのがどちらかさえ…


わからなかった















第12話 歪んだ世界の中で

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