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Close Memory  作者: 結城コウ
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2話-1

…休日



夏休みボケな頭で学校に通う身としては


休養期間と言うのは嬉しいものだ


しかしながら、今日はそういう訳にはいかなかった


「どう?琥烏君

はかどってる?」


『…まぁまぁだよ

この後は風呂場だな』


…家事は三人が一つずつ担当する事になっている


料理が一番上手いのは璃優なので璃優が料理


璃乃は洗濯するのが好きらしく洗濯担当


となれば、残った俺は掃除するしかない

ちなみにゴミ出しも掃除の中に入ってたりする


いつもなら、学校から帰ってから少しずつやってるのだが


これも夏休みボケの影響か、やる気が出ず


結局、休日に一気にやる事になってしまった



自業自得なのだが、なんで休日にこんな事しなきゃならないんだという不満は無い訳ではない


『…璃優

見てんなら、手伝ってくれてもいいんじゃないか?』


「琥烏君の仕事は琥烏君がしないと駄目よ」


『ちっ』


ちなみに、俺は璃乃が居ない時は璃優の事は璃優と呼ぶ


ちなみに璃優が居る前では璃乃は俺を兄さんと呼ぶ


変なところで気を回してる感が否めない


「お風呂場が終わったら、私達の部屋もお願いね」


『…はいはい』


普通、自分の部屋に兄弟が入るのは嫌なモンのはずなのだが…ウチの家族はそういう感覚がないらしい

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