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Close Memory  作者: 結城コウ
74/220

11話-5

帰宅した俺達…



当時、まだ小学生だった俺達は


いつものようにランドセルを玄関に置き


リビングに向かった


母の靴があったものだから


当然のように母がそこにいて


いつものようにお菓子と飲み物の用意をしてくれるものだと思った


しかし、その場所には母はいなかった





血に塗れた…リビング


璃乃が悲鳴をあげた



俺の目に映ったのは


最も血に塗れていた肉の塊と見知らぬ中年男


肉の塊がかつて、俺達の母親だった存在だとすぐにはわからなかった



顔は生者の物ではなく


上半身は逆上した男が滅多刺しにした事でぐちゃぐちゃになっていて


とても、人間とは…


ましてや、俺達の母親だとはわからなかった


いや、認めたくなかった


璃乃の悲鳴によって


俺達の存在に気付いた男は


獣のような呻き声をあげてこちらに向かってきた


俺はとっさに二人を守ろうとした


しかし、体がまともに動かない


そうこうしている内に男は俺達のすぐ目の前にまで来ていた


俺はその時になって、男の手に包丁があった事に気付いた

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