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10話-3
エレベーターに乗った時気付いた
7階は電化製品や家具のフロアだ
服や本は売ってないだろうし
CDやDVDといったものは本と同じ娯楽のフロア
何が言いたいかというと、買う物があるように思えなかった
階を間違えたのかと思ったが璃優はフロアの確認をして、頷いて『7』のボタンを押した
疑問を持ったが、彼女なりの考えがあるのだろうし、深く追求しない事にした
俺は彼女らに取って都合のいい人形…
本当は疑問なんて持つべきじゃなかった
そんな風に考えているとエレベーターは7階に着いた
「琥烏君、降りるよ」
『ああ』
言われなくても、わかったが別に口にしなかった
はしゃぐ璃優に引っ張られて俺はエレベーターを降りた
「じゃ、こっち行こう!」
璃優の右手は俺の左手をがっちり掴んだまま
そのまま引っ張られるようにして…
と、言うより引っ張られて俺は彼女の後ろについていった
(そういえば、子供の頃もこうだった
こういう風に璃優と一緒だとこうやって引っ張り回されてたな…)
俺は心の中で苦笑した




