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Close Memory  作者: 結城コウ
62/220

9話-7

「だから……

だから…せめて…

あたしの傍に居て…ずっと……」


『………』


俺は答える事が出来ない


自分を失った俺には出来ない事だった


「……お願い」


『………』


「……あたしが…言いたいのは、それだけ」


『……そう………か…』


「……一つ、お願いしていい?」


『なんだ?』


「…答えられないなら…今、抱きしめて欲しい」


『……ああ』


俺がそう言うと璃乃は俺の胸に顔を埋めた


両手は俺の肩を持つ

足を俺の両足の間に置いていた


俺は右膝を曲げた状態で居て


右手で璃乃の頭を撫でた


抱きしめてと言われたので左手は璃乃の左肩を抱いた


「…ずるいよね…あたし…」


『いや……』



人形を愛して、どうするんだ?


そう聞きたい気分だった


これは人形を使った恋愛ごっこなのだと



俺はそう思っていた









第9話 人形

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