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Close Memory  作者: 結城コウ
59/220

9話-4

「琥烏…」


『………』


「…あたしの事、どう思ってる?」


『……知らないよ、そんな事』


思わず俺は目をそらしそうになったが、真っすぐ璃乃の目を見つめて言った


「…知らないって…何故?」


『わからないからだよ』


「琥烏の事なのに?」


『ああ』


「……じゃあ、あの時と同じ質問していい?」


『あの時?』


「……あたしの事、好き?」


『……ああ、その事か』


俺は目を閉じていた


今の自分にとって、


璃乃がどういう存在か…それはわからない


だって、俺は人形だから…


だから……


『…お前が、思っている通りさ』


「え…?」


『お前が…俺にどう思っていて欲しいかは…お前が決めればいい』


俺は恐らく、究極なまでに自主性を放棄していた


今なら、多分、彼女が死ねと言えば死ぬだろう


「……どういう…事?」


俺は息を吸った


そして、吐き出すように言葉を紡いだ


『…お前が望んだ通りになればいいって事さ』


「ッ!!!」

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