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Close Memory  作者: 結城コウ
54/220

8話-7b

『俺は…

俺は…許さない

……なんて言ったらどうするんだ』


自分でも驚くほど無表情だったと思う


「…聞いて…いた…の?」


俺はその問いを無視して食卓にあがる


グラスを手に取り


水を注いだ


変に喉が渇いていた


俺がグラスに口を着けた瞬間


横から肩に手を置くように抱きつかれた


璃乃だった


俺は一瞬揺れた水を見つめながらそのまま構わず水を飲み干した


一息つき、グラスを置くと璃乃のほうを向く


璃乃は今度はそのまま俺の胸に寄り掛かった


『………』


「………」


『………』


「……ごめんなさい」


『………』


「…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…許して…」


璃乃は泣いていた


けど、俺自身


それさえも冷めた目で見ていた


「ごめんなさい…許して…許して下さい…」


「…琥…烏君…」


顔を上げると璃優も泣いていた


「私…は…私達は…琥烏君と…一緒に…居たくて…

でも…それは…私達の我が儘だった…

だから…ごめんなさい…」

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