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Close Memory  作者: 結城コウ
45/220

8話-1

季節は秋から冬になろうとしていた


寒さが痛さに感じる程になっている


でも、俺が憂鬱なのは寒さが原因じゃなかった


時刻は10時47分



今日は平日



大遅刻もいいところだ


しかし、俺はゆったりとした動作で


起き上がる



別にたいした問題では無い


今となっては


二日前


職員室に呼び出されて、自宅謹慎を命じられた


理由は…バレたからだ


そう、バイトが



普段の職場ではなく


たまたま行った日雇いの肉体労働の時に誰かに見つかり、学校に知らされたそうだ


今となってはそれが誰かなんてどうだっていい





謹慎は一週間


それが重いのか軽いのかは知らない


でも、これでバイトはもう出来ない


勿論、辞めさせられたからだし


一度見つかっただけ、監視がきつくなるからだ


ある程度、貯金は貯まっているが、これ以上は無理だ





…自宅謹慎を告げられた日


俺は悲しいよりも虚しいと感じた


俺はあの苦しくも充実した日々に喜びを見出だしていた


だから、それをある日奪われた俺は胸に穴が開いたようだった

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