表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Close Memory  作者: 結城コウ
44/220

7話-8

『細かいのは…入ってないな』


幸い、破片は大きかった


『一応、水で洗ってから消毒するぞ』


俺は救急箱を片手で持ちもう片手で璃乃を引っ張って台所に連れて行った


「………」


『染みるけど我慢しろよ?』


水で傷口を洗い、消毒液を使って消毒した


璃乃は声を噛み殺していた


その後バンドエイドで傷口を塞いだ


『一応、止血の為に包帯を巻くぞ』


少し、強めに締めておいた


『血が完全に止まるまで取るなよ?

俺は破片を片付けてくる』


璃乃は台所の前でしゃがみ込んだまま


何も答えなかった





俺は和室に戻り、破片を片付け


血を拭こうとした


しかし、さっきまでは気にならなかったのにここに来て急に吐き気を催した


(なん…だよ?

急に…)


俺の頭に時々見る

"あの夢"がよぎる


(く…クソッ!)


俺は自らの両頬を叩き


何とか持ち直した


火燵についた血は赤黒くこびりついていた












第7話 歪み

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ