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7話-2
…俺は思う
俺達は近すぎるんだって、
たまたま、絶妙なバランスで現在を維持出来ているだけで
これ以上近付くと壊れてしまう
俺達の関係は三角形みたいなもんだ
角の点が俺達で、それを結ぶ線が俺達の距離
…三角形てのは長さが同じだから安定するんだ
長さがバラバラならイビツな形になる
そして、すぐにバランスを崩し
バラバラに崩壊する
璃優は言った
俺達は切っても切れない関係だって
…恐らくは事実だろう
だから、こそ
俺達は現在以上近付いてはいけない
…二人はその事に気付いているのだろうか?
『自分の事を決めるのは自分自身だよ…
血の繋がった家族…?
兄妹?
姉弟?
三つ子?
……所詮は……』
他人じゃないか
俺は何故か最後の言葉を言う事が出来ずにいた
成る程、そういう事か
認めたくないって事か
お前達も…そうなんだな
俺は暗い部屋の中で、俺自身に語りかけていた
まだ、若干頬が痛む
わかってる
この頬の痛みは
それだけ、認めたくないって言う彼女の想いの強さだって…




