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Close Memory  作者: 結城コウ
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1話-2

二階の俺の部屋から一階に降りて、和室に入る


開襟シャツを手早く着て


食卓に向かった


制服がブレザーじゃなく学ランなのはネクタイを結ばなくていい分楽だが、息苦しい


かと言って、軽装である夏服の半袖はあまり好きじゃない


そんな事を考えても校則だから仕方がない


食卓に上がると璃優-リユ-がエプロンを外していた


「おはよう、琥烏君」


『ああ、おはよう

…姉さん』


「ちょうど、いい時に来たね

今から朝ごはんよ」


璃優は留めていた髪を下ろした


彼女は料理をする時など邪魔になる髪を上げる事がある


それなら、始めからそうすればいいじゃないかと思うが、何もしないほうが楽らしく彼女のセミロングの髪は普段はずっとそのままだ


(っつーか、全然余裕じゃねぇか

何が寝坊だ、璃乃の奴め)


かと言って、ほっとかれたらそうなっていただろうに文句は言えそうにない


「おっはよーう、璃優姉ぇ

いただきまーす!」


そう言って、急に入って来た璃乃はそういうといきなり、朝食に手をつけた


『…はぁ

行儀、悪いぜ、璃乃

…いただきます』


「はい

いただきます」


席に座ると俺達も食べ始めた

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