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4話-6
俺は考えていた
俺は昔、同じ事を彼女に言われた気がした
忘れた事を無理に思い出す必要は無い…
いつだったか…
…ずっと前
だけど、
前後の記憶が無い
「琥烏君、どうしたの?」
そんな、俺に気付いた璃優に声をかけられて俺は我に帰った
『いや…なんでも無い…』
…もしかしたら、彼女は俺の事を言ったのかも知れない
何か…きっと、不幸な事を忘れてる
…俺を
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第4話 愚者




