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4話-3
『…そうか?』
「うん」
『断言…したな…』
「だって、そうじゃないか
二人もそう思うでしょ?」
「ええ」
璃優が笑って答えた
璃乃は俯いている
(……ああ、そうか)
俺はなんで、玖竜がそんな事を言い出したのかわかった
『…今さら…その…間接キスとかで騒ぐ年頃でも、無いだろ』
俺がそういうと玖竜は目を大きくして、
一息置いて言った
「君"は"そうかも知れないね」
『…え?』
そう言いながら、璃乃のほうを見ると璃乃は相変わらず俯いていたが、頬は赤みを帯びていた
ちなみに、璃優の笑顔もぱっと見、変わらないがどこか威圧的に感じた
「…やっぱり、三つ子でも考え方は違うものだよね」
『……確かに…な』
一卵性って言っても、育ちかたが違うって事だろう
でも、俺達は男女間の差異はあるがほぼ同じ環境で育ってきた
なのに、こんなにも違うモノだろうか…?
「じゃあ、一つテストをしてみようか」
『え?』
「三人の考え方の違いはどれ程のものかを」




