表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Close Memory  作者: 結城コウ
17/220

3話-5

そのまま、天井を仰いだまま


ふと、意識が浅くなる


微かな過去の断片が脳裏に浮かび


それが、再生された



それは小学校低学年頃だ


「将来の夢」と言うテーマの作文…


それが宿題に出た時


璃優と璃乃はすぐに終わらしていた


二人共、似たような内容で彼女達の夢は"お嫁さん"だった


しかし、俺は中々書けなかった


俺の夢は多過ぎた


空を見上げれば飛行機のパイロットに憧れ、


海を見れば船乗りに憧れ、


道路を見れば車のドライバーに憧れ、


線路を見れば電車の運転手に憧れた


しかし、どれもピンと来ない


考えてる内に俺はある事に気付いた


俺が憧れていたのは"彼ら"ではなかった


それは、飛行機であり、船であり、車であり、電車であったのだ


…俺は何処か遠くに行きたかったんだ



俺の夢は『旅人』や『風来坊』だったんだ


その事に気付いた時、


俺は別の事が引っ掛かった


それは家族…特に二人の事だ


本当はその時から気付いていたんだ


この柵を断ち切れない限り、俺が望んだモノは手に入らないって事に…









第3話 柵

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ