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Close Memory  作者: 結城コウ
13/220

3話-1

…それは朱くて


…それは熱くて


…それは痛くて


…それは暗くて



真っ赤に染まった部屋と


血まみれの肉の塊



そして、俺を貫いた…刃物


それが…とても…印象的な…




そんな夢…








………



気が付くと、俺は泣いていた


この夢を見た日はいつもこうだ


『ん…』


涙でぼやけた視界が鮮明になっていく…


そして、すぐ目の前にあったのは…


璃優の寝顔だった


『……ッ!!』


俺は驚いて、後ろにのけ反った


-トン-


背中に何かが当たる


それは璃乃の背中だった


『…!?』


俺は情況が理解出来なかった


だから、理解しようと


周りの状態を確認した


俺達が寝ている場所は和室


確かに、俺は学校から帰ってから


疲れたので、和室でテレビを見ながら眠りに落ちた記憶がある


そして今、俺達は一つのタオルケットに包まるようにして寝ている


(えー…と、つまり?)



「…ん?

起きたの?琥烏」


璃乃が起きたらしい


『あ、璃乃…』


「クスッ…アンタ、頬に畳の痕がついてるよ」


『え……あ』


確かに自分の頬を撫でるとざらざらした感覚がした

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