第一話 平和の終わり
3060年、一つの平和が奪われた。
「緊急ニュース速報です」
「リンクル市に原生生物が発生した可能性があります直ちに周辺住民は避難してください」
リンクル市というのは俺の生まれ育った町でノボリナ島の右端に位置する人口1200人ほどの小さな町だ、犯罪や危険なことには無関係だった。
だからなのかより一層怖くなり町の無線に耳を貸した、
「今ランクルス市から支援部隊が支給されました」
ランクルス市といえば戦闘のエキスパートが集まる学校があるときiいたことがある。
その人たちがくるならと安心したのもつかの間、また無線が流れた
「ただいま原生生物の危険度が判明しました」
その瞬間、体中から冷や汗が流れてきた。
「危険度はAです」
その瞬間俺は死を覚悟した。
昔本で読んだからうる覚えだが
危険度C 完全に無害、または人類に有益になる原生生物
危険度B 基本的には無害だがある条件下では有害する可能性がある
危険度A 覚醒をすると人類に影響を及ぼす可能性がある
危険度S 直ちに対処をする必要があり、人類が滅亡する可能性もある
こんな小さな町すぐになくなるだろう。
「もう逃げよう」
逃げようとしようとすると近くで大きな音がした、
そこにいたのは葉っぱに草が生えたような生き物だった。
「あれって原生生物じゃなね?」
そんなことを思っていたらチャイムが鳴った。
「大丈夫ですか?」
そこには自販機よりすこし小さいぐらいの身長の人がいた、
その人の服の左胸あたりに尾びれのほうがひらひらしている魚のマークがあった。
「大丈夫です、ところであれはなんですか?」
「あれはトラップウィードですかね、ネオランドでみられる生き物なのですが、何でここにいるのかわからないんですよね」と喋ってくれた。
でもその表情は厳しい表情に変わった、
「近くにトラップウィードがいますね、さがっておいてください」
その瞬間、手から光なようなもので剣を作ってそいつに攻撃をした。
「とりあいず安全な場所まで移動しましょうか」