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フェイク  作者: ひなの.com
7/67

2人、協力。

あれからそんなこんなで1時間半近くたっていた。


そして、給食準備の時間になった。


今週の給食当番はB班だ。


ちなみに、美玖はD、勇太はA班だ。


美「あーあ、今日も掃除当番かよぉ⋯

  そーじだるいなー⋯」


勇「あれ? 今日って放送当番じゃねえか?

  よっしゃ!! 俺ら掃除サボれるぜ☆★」


美「それよりあんた、ずぅっと何やってんのよ」


勇「え? あ、コレ? 塾の宿題だよ。

  遊んでたらおわんねーの!!」


美「は??こんなんテキトーに答えとけば

  いいもん!! それかじっくり放送室でやるの!

  さ、どっち??」


勇「テキトーにやったら怒られるだろうが!!

  断然放送室だぜ!!」


美「お前もそれ位の能はあるんだなぁ」


勇「なんだと!?!?!?」


美「あ、もうこんな時間!!

  早く食べて放送室行かなきゃ!!」


勇「(なんだよ⋯話そらすかよ⋯。)

  あ、今日もいっちょ放送室まで競争するか!!」


美「おうよ!! お前に負けた事ないしね!!」


勇「ふんっ! 俺は身長148センチ何だぞ?

  15センチも差があるヤツとなんて無謀だぜ;」


美「何よ!! ちびに生まれる方が悪いの!

  志保田は足早いもん!!

  あんたは気合いが足りないのー!!」


勇「いつかは勝ってやるからな!!

  男のプライドってもんを見せてやる!!」


美「んー、じゃあ、あんたが勝てば、

  塾の宿題手伝ってあげる!!

  ほんじゃ!! 御先に喰うわな☆」


勇「ちょ!! まて!!」


すると、美玖は後ろを振り返り、


「あっかんべー♥」と言って逃げた。


勇「/////」



 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆



結局、ガツガツ早食いをし、12時40分に教室を出て


廊下を走りまくって、12時45分に放送室についた。


勇「はぁ⋯はぁ⋯はぁ⋯はぁ⋯」


美「結局はあたしの勝ちね☆」


勇「だから⋯無謀だって⋯」


すると突然、


美「最初はグー!! ジャンケン」


美玖がジャンケンを挑んできた。


勇&美「ポンっ!?!?」


美「へっアタシの勝利ね♪ 何もかも♥

  ってなわけで。 アタシが放送するから」


勇「(それじゃあ俺が要る意味ねーじゃん。)

   まーいいさ⋯俺は塾の宿題やるし。」


そして、美玖は放送室のマイクをさっととり、


かってにお昼の放送を流しだした。


そして、放送が終わると、マイクを置いた。


勇「(なんでマイクを通すと声が可愛くなるんだ?)」


美「へ!? (ってかどーいうことよ⋯)」


勇「(なんでもない。)」


美「(そう⋯///) それより!! 塾の宿題、先に

  やっちゃおう!! 鉛筆と消しゴム持って来たよ」


美玖はその鉛筆と消しゴムを勇太に投げた。


勇「さんきゅー ってか手伝ってくれるのか⋯?」


美「あんたがロクにやるとも思えないし。」


そして、2人は1本の鉛筆とお互いを頼りに


問いを解いていくのだった。



 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆



※登場人物、場所、団体名はすべて実在のものとは関係ありません。

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