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フェイク  作者: ひなの.com
6/67

恋バナ、恥じらい。

解散してからも理央と茜はずっと喋っていた。


まだ先生がプールの整備をしていて、


来ていなかったので休み時間ではあった。


理「ねえー茜っちってさぁー大樹くんの事好きぃ?

  皆が居たからさっきは聞けなかったけどー」


すると、茜の顔は真っ赤になり全否定した。


茜「ななななな!! ん訳ないじゃん!

  なんでアイツを好きにならなきゃ

  いけないの?!*///////」


すると、前の席の志保田圭介が後ろを振り返り、


圭「ははーん♥ 俺お前の秘密いーっぱい

  しってるけど⋯その情報はしめたぜっ」


茜と圭介は幼稚園も同じ幼馴染で、


お母さん同士仲も良く、小さいころから


よく遊んでいた。そのため、お互いをよく知る


関係でもあったのだ。


茜「あああー!! だだだだ、違うからね!?

  大樹君は2位だもん///^^;」


理「2位?^^ じゃあ1位はだあれ?」


茜「え?! あ?! 知らない!! 態度に出るから⋯

  見てれば分かるよ!! うん!!;^^=b」


圭「じゃあ、俺⋯お前の事ずっと見てるから☆」


茜「え?///////」


――まったく⋯/// 気障なヤツだ⋯。


そこに先生がやってきた。


先生「あれ? 暑くねーか??

  ついにエアコンも死んだか。」


大樹「布団がふっとんだー!!!!!!!!!!」


坂田大樹が唐突にダジャレを発した。


みんな「わはははは!!」


先生「お前がダジャレで寒くしようたって無駄だぞ^^

   翔太みてーなヤツがギャグやれば、

   そりゃあ冷えかえるぞ!!!」


「そーだよ!!」  「早く翔太やれー!!」


美「しょこたん(翔太)も大変だわね。」


勇「しょこたんってなんだよしょこたん!

  なんとかしょうこっていう名前だったら

  分かるぞ!?

  前のしょうたんの方がまだましだぜ⋯」


美「まーま、気にすんなよぉ^^

  それより、」


翔太「布団がぶっ飛んだー!!!!!」


「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」


「なんでぶっとんだなんだよ。」


「ダジャレになってないぞw」


勇「ははははは」


美「寒ぅー!!」


すると、知らないうちに美玖が


勇太の腕をつかんでいた。


勇「?? なんで俺の二の腕掴んでんだよ⋯」


美「え? いやあの⋯マジで寒かったから⋯

  ほら!! アタシは細いから♥(笑)」


勇「なんだよ⋯デブのくせしてよおー

  大体俺の方が痩せてるっての☆」


美「あんたはちびだから、標準なだけよ?^^」


勇「お前は全部デカいんだ!! 縦も横も態度も!!」


美「なんだと?! お前の能は悪口しか言えねえのか」


と、同時に美玖が軽く勇太の頭をたたいた。


2人とも、冗談ではあったのだが⋯。大声だった。


歩「まーまー、お2人さん、喧嘩はおやめなさい^^」


すると、2人は頬を膨らませ、「はい」と返事をした。


その一部始終はクラスの全員見ていた。


茜「あの2人⋯⋯ラブラブだね。」


理「ねぇ⋯理央、分かった!!

  (茜っちって圭ちゃんが好きなんでしょ?)」


耳元で話したため、圭介には聞こえなかったようだ。


しばらくすると、茜は顔赤らめ、コクンと頷いた。


そして、人差し指を口に当て、


「いっちゃ駄目だよ」というような顔をした。



 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


※登場人物、場所、団体名はすべて実在のものとは関係ありません。

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