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フェイク  作者: ひなの.com
59/67

メール、驚愕。


勇「ただいまぁー★ お土産でーい」


「「「「おおーー!!!!」」」」


勇太たちが帰ってきたのは3時頃だった。


歩「お土産ってなーに??」


茜「2時間も何やってたのさ?」


勇「それはですねー」


勇太はガサガサと大きな袋から


ぬいぐるみやらお菓子やらを取り出した。


勇「ぜーんぶ、クレーンゲームで取ったのさ」


圭「さすがゲーマーですこと」


圭介はたくさんの景品を手に取り、苦笑していた。


勇「好きなもの、テキトーにとっちゃっていいから」


美「あたしたちは、あまりものでいいから」


理「それはありがたいですこと」


すると皆次々に好きな景品を取っていく。



勇「おめーら、ホントに好きなもんだけ

  とってっただろ⋯w」


みんな好きなものを取って行った挙句、


残ったのはおもちゃと大きなぬいぐるみだった。


美「お菓子食べたいと思ってたのに⋯」


歩「あ、じゃあいいよ;; あゆのお菓子、

  みんなで食べようっ」


圭「じゃ、俺のもあげる」


理「理央のもっ」


茜「じゃあ」


結局はみんなでお菓子を食べることになった。


が、1つだけ解決できないことが⋯。


勇「このぬいぐるみはどーしろってんだよ⋯w」


勇太は大きなぬいぐるみを睨みつける。


茜「いいじゃーん♪ 勇太ん家広いでしょっ」


理「そ、そうそう、理央ん家だと

  お母さんに怒られちゃうから⋯」


美「あたしの家じゃせまいから、

  ほら、ここならおけるでしょっ」


勇太を煽てて勇太の家に置く作戦だった。


勇「いいよもう!!^^╬ 俺ん家に置けばいいんだろ?

  俺ん家広いも~ん♪ だから怒られないっ」


結局、勇太がやけくそになり、みんなも賛成した。



 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆



勇太と美玖は門限がないため、


みんなを家まで送って行った。


すると美玖の携帯が鳴った。


携帯を開けると、一通のメールが来ていた。


勇「ん? 誰?」


勇太も、顔を近づけ一緒に見ている。


美「あ、茜だ」


内容を見ると、


[いま、勇太いない?]


という簡潔な文だった。


勇「バリバリいるんですけどw」


しかし、美玖の指は今の状況と全く違う言葉を打った。


[いないけど、なんで?]


美「送信。っと」


勇「え? なんで?」


美「いいのいいの^^

  面白いでしょー」


すると5秒ぐらいでまたメールが来た。


[実はね⋯ その⋯]


改行が何回もされていて、


下にスクロールするのが面倒臭い。


[美玖たちが居ない間に、告られたんだ♥]


文の最後には可愛い絵文字まで付いている。


勇&美「はぁ?!」


[誰によ!?]


そう送ると、


[け・い・す・け・♥]


とかえってきた。


勇「は!?」


美「怖い怖い怖い怖い!!」


勇「あいつがなんで!?」


勇太と美玖は、驚き以外の感情は全くなかった。


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