ワクワク、ドキドキ。
学園モノには欠かせない、修学旅行編です。
長編(超変)になるかもしれませんが、
楽しみにして置いてくださいなっ(`-ω-)
さすが奥山。修学旅行というよりも、
ピクニックではないか。
美「なんか深いですね~」
歩「ですね~」
茜「ですね~」
理「ですね~」
圭「ですね~」
勇「お前も乗るなっ!!」
ベシッ
勇太は圭介の頭を叩いた。
圭「いいじゃ~ん、やまびこみたいでさ?」
勇「いや、ここ、山奥だしw
フツーにやまびこぐらいできるだろ?」
圭「(じゃあさ? 美玖ちゃん大好き~!!!)って
言ってみて?♥」
圭介はニヤケ顔で提案した。
勇「嫌じゃ! そんなこと“言える”
わけねぇーだろが!?」
理「えー? なになに~? 教えてっ」
圭「今、“言える”わけないっつったな?!
“言う”じゃねぇんだな?!
じゃあ、本人いなけりゃいいんだろ!?」
勇「ちょっおまっ! (声デカイ!!)」
茜「ちょっとぉ!! こそこそしないでよw」
勇「別にこそこそしてないもんねーっだ」
勇太は舌をつきだし、憎たらしく笑う。
先生「それでは、行動班でお昼ご飯にしましょう。」
赤い拡声器で先生は生徒に呼び掛ける。
美「ふぇ~い」
圭「ちぇっ⋯行動班か⋯」
美「何よ!? そんなにあたしと一緒が嫌!?」
圭「違う違う、もしかしたら
ずっと行動班じゃないだろうな⋯ って思って。」
歩「そだねー、だと、結構きついね><」
美「え!? 何が?」
歩&圭「こっちの話っ」
美「えー? 何それぇ
気になるだろ」
歩「いいのいいの^^」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
圭介の嫌な予感は的中した。
今回泊まる学園に着いてから、入園式が行われ、
今回の修学旅行についての説明がされた。
先生「えー、まず、これは旅行ではありません。
立派な自然教室です。怪我をしないように気をつけましょう。
それから、移動や外での朝食は、必ず行動班で行うように。
宿屋での食事では、生活班で行うように。
あとー、そうだなぁ⋯ま、臨機応変にがんばりましょう。
あと、肝試しのメンバーを決めておいてください。」
美「きっ⋯肝試し!? そ、すぉうか、1日目だったか⋯;」
「あはははは」「もしかして⋯苦手なの?w」
先生「修学旅行と言ったら、肝試しにお土産さがしだろ?w
先生たちは1か月前から準備してるんだから、
楽しみにしておけよー^^
あと、部屋に入ったら風呂の準備しておいて」
美「えぇ~?」
先生「それじゃあ解散!」
河原先生は手をパン!と叩いた。
それと同時に、一斉に生徒が部屋に入室しようとする。
先生「あー、それと、1組は残るように!」
1組「えー!?」
嫌々、1組のみんなは早く入室したい中、
うずうずしながら残っていた。
先生「まず先に肝試しのメンバー決めをしよう!!
じゃないと、忘れるからなぁ。」
「いえーい!!」「待ってました!!」
そんな中、美玖だけがテンション低かった。
圭「どしたよ? まさかホントに⋯」
美「暗所は嫌いじゃぁぁぁ!!!
あ、あと、高所も⋯
今回は森の中で肝試しだよ!?
高所と暗所が合わさって⋯
あぁぁぁ! もうダメだ!!;௰;」
美玖は膝から崩れ落ちた。
茜「へ⋯ヘタレか⋯;」
「あはははは」「やっぱりダメなんだ」
先生「ダイジョブ♥ とびっきり怖いから★」
美「どこがダイジョブ⋯」
美玖は声が震えていた。
先生「で、こいつは放っておいて、
何で決める?」
「う~ん」
みんなは悩んでいた。