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フェイク  作者: ひなの.com
41/67

願い、成立。


勇「やっぱお前のこと⋯」


美「⋯」


勇「好き⋯かもしれない。」


予想に反した言葉だった。


美「え、何その曖昧な感じ!?w」


勇「いや⋯その⋯」


恥ずかしいのか、勇太は頭を掻いている。


美「ばーかっ」


勇「え?」


勇太はびっくりした。


美「なんで⋯そんなん普通に言えないんだよっ」


美玖は小声でぶつぶつ喋っていた。


勇「んなっ! お前だって言えんのか!?」


すると、美玖は


美「いっ⋯いっ言えるわ!!」


と言ってしまった。


勇「じゃあ⋯いってみろ」


美「⋯なんてよ?」


勇「お前の思うように言えばいいだろ?w」


美「⋯⋯えええええー?!

  ちょっ、ちょっと待ってね?」


美玖の顔はどんどん赤く染まっていく。


勇「うん、いいけど」


美「⋯よしっいくよ?///」


勇「お、おうw」


美「あ、あたし⋯あんたのことが⋯す」


と、言いかけたその時。


美「⋯ん⋯」


勇太が美玖の唇に、そっとキスをした。


一瞬のことだった。突然のことだった。


そして、びっくりしてしまい、


美玖は硬直してしまった。


それを見た勇太は、ぷぷっと笑い、


勇「あー、もういいから!w

  何固まってんだよ!!」


美「んなっ! 何してんのよ?!///

  こんなことされて⋯

  固まるのが当然のリアクションでしょうが!!」


勇「何言ってんだw

  だったら、予告してからやれってか?」


美「あーもう! 通じないなぁ!!」


勇「通じなくて結構ですぅー!」


美「あ、何その目。

  こいつマジうっざい!w」



 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆



「「「「うわーお⋯」」」」


みんなで顔を見合わせた。


理「今の見た!?」


歩「見てるこっちが恥ずかしくなるよ⋯///」


圭「さすがプレイボーイだ⋯」


歩「プレイボーイって何?」


圭「え、、、、;」


茜「あゆ、そういうのは、不器用な男子に聞くより

  器用な女子に聞くのよ!!」


歩「で、何?」


茜「⋯なんかいいたくないw」


歩「えー!? 理央ちゃんは?」


理「そーいうことはwikipedia(うぃきぺでぃあ)で調べるのだね」


歩「えぇー?!」


すると、圭介が


「オホン!」


とせき込み、改まった。


圭「あいつら集合時間なんて覚えてないみてぇだ⋯。

  親御さんには言ってあるから大丈夫だけど、

  いつになったら帰るんだ?」


「「「しらね」」」


圭「いや、しらねーじゃねーよ!!

  そこ一番大切な所だろ!?」


すると、女子3人は、


圭介を軽蔑するような目で


茜「違うよ、一番大切なのは

  あの二人の関係でしょうが!」


理「それに、今はいいっちばん重要なの!」


歩「そっかぁー、修学旅行があるもんねー」


といった。


圭「え!?」


圭介は、これから控える修学旅行のことを


すっかり忘れていたようだ。


圭「⋯女子ってそんなとこまで狙ってんのか⋯

  怖ええぇぇぇ!!w」


すると、


茜「黙れ。」


と茜に頭をたたかれた。


圭介は改めて女子の怖さを知った。(笑)


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