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フェイク  作者: ひなの.com
39/67

ドキドキ、前触れ。


「じゃあ、まず、どこいくのー?」


のんきな女子3人組はそんな話でもめていた。


茜「もちろん、あの3人を尾行するのさ」


理「だけどばれるよ?」


理央は、たまには3人きりにしてあげようと


提案していた。


歩「あでもね、今日、圭介君は

  途中で抜けなきゃいけないんだって

  いってたよー?」


茜「じゃあ⋯2人きりのチャンスじゃないか⋯♥」


理「じゃあ、なんか買って食べながら

  観察しようよぉ」


歩「テキトーに歩いてたらいいよね^^」


一応、作戦は決まったようだ。


「じゃ、まずは向こうに⋯」


「えー!! やっぱあんず飴じゃない?」


「でも、チョコバナナもおいしそうだよ」



 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆



美「お腹すいたー!」


圭「でたよ⋯もう⋯なんで大食いのこいつを

  連れなきゃいけないんだよ!」


勇「まー、いいじゃん、

  金とられるわけじゃあるまいし⋯」


圭「でもいろんなところあるかされるぜ?」


美「じゃあ独りでさびしく楽しんでりゃいいじゃん!」


圭「そりゃ⋯ちょっと」


美「だったら文句言わずについてくるの!」



◆ ◆ ◆ ◆ ◆



とりあえず、目に付いた食べ物の屋台では


最低でも美玖がかっていた。


「いつもありがとねっお譲ちゃん」


美「いえいえこちらこそっ★

  ありがとうございます^^」


人づきあいが割といい美玖だと、


サービスしてくれる店もあった。


美「ジャジャーン! ほら見て^^


勇&圭「おー!(棒読み)」


美「あたしのおかげであんず飴が3個!!

  お友達の分も、って言われたんだよ」


勇「これで何個目だよ⋯w」


圭「結構元取ったわww」


美「何ボンボンが言ってんの」


勇「あんなドでかい家にすみやがって」


圭「外見だけだよっ

  そしたらお前らんちも元ホテルだろ?」


勇「まぁ⋯」


美「いいじゃんっ♪」


一向⋯



◆ ◆ ◆ ◆ ◆



歩「3人で仲良くあんず飴ー」


女子3人は、茂みの裏にいた。


茜「でもさー、やっぱり、

  二人ずつのほうがよかったんじゃない??」


理「でも、うちらが勇太君と一緒になっても⋯」


茜「そこは運命とか⋯さ?w」


すると、歩が何かを取り出した。


歩『Kei.This is.Haayu.Radio check.over

  (無線の感度をチェックします。)』


理「ん? なにそれぇ」


よく見ると、トランシーバーのようだ。


茜「ハンズで買ったんだってさ」


すると、その無線から


『This is.Kei.Your voice.Loud.and.Clearing.How do you?.here me.over

 (感明ともに良好です。そちらの方は?)』


と、声が聞こえた。


理「だれと無線してるの?」


茜「圭介だよ」


歩『This is.Haayu.Your voice.Loud.and.Clearing.out

  (こちらも良好です。)』


理「二人とも英語うまっ!Σ」


茜「一応頭いいもんね⋯二人は;」


こうして美玖と勇太の知らないところで


地道な作戦が実行されていた。


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